欧州・中東・亜細亜めぐり Day 4 ロンドン-ヨルダン

marik2011-05-01

美味しい朝ごはんのあと、散歩に出ようとホテルを出かけたら、金髪の若い目の覚めるような美人の娘さんがメイド服を着てロビーのあたりをお掃除中。ミス不思議の国のアリスコンテストがあったらぶっちぎりで優勝しそうな美しさ。もしもわたしが男子だったら間違いなく一目ぼれするレベルだった。
ハイドパークへとおもむき、ぷらぷらっと散歩ののちばたばたとホテルに戻りチェックアウトしてタクシーを呼んでもらい、ビクトリア駅へ。電車でガトウィック空港へ。
初めて利用するEasyjetは国際線の座席が自由席というなかなか斬新な試み。チェックインの大行列のなか、事前に優先チェックイン&搭乗の権利を購入していたので優先カウンタでドヤ顔でチェックイン。しかし出発時間が差し迫っても搭乗ゲートがなかなか決まらず落ち着かず、ひたすらゲート案内のモニタ前でスタンバイ。もう出発時間じゃない、というころになってようやくゲートが発表になり、ダッシュするひと多数。かなり歩く!へとへとでゲートまでたどり着くと、優先搭乗も長蛇の列。みな余計にお金を払っているだけに若干殺気だった雰囲気。
やっと乗り込んだー、と通路側の席を確保し一安心し、ひたすら本を読みふけり、酒やサンドイッチを買って飲食、ちょっと睡眠、という感じで5時間の空の旅。黙っていても機内食やお酒がふるまわれ、キャビンクルーは疲弊を顔に出さず、毛布や機内エンタテイメントが充実していて、事前に座席も決まっているので乗るときに殺気だたなくてもよい普通の飛行機って、なんてすばらしいんだろう。1、2時間のフライトならLCCもぜんぜんアリだと思うけど。

なんやかんやでヨルダンのアンマンに到着したのが午後8時。到着ゲートを出たところで、死海のホテルに頼んでおいたドライバーさんと合流。とても感じのいい人で、楽しくおしゃべりしながら1時間ほどのドライブ。途中、ハイウェイに飛び出してきた犬とぶつかりそうになるもとっさのナイステクニックで回避。

道すがら、道路のわきでバーベキューをしている人たちがやたら目につき、あげくバーベキューをしながら語らっているそばでラクダを遊ばせている人たちがいたりで、おお!これが中東か!と興奮。何かの祝日なので皆いたるところでバーベキューで宴会してるんだよ、とのこと。
そして、宿泊先のマリオットに到着!と思ったら、車はその隣のモーベンピックリゾートのほうに。ドライバーさんに「わたしが泊まるの、となりのマリオットなんですけど」と言ったら、「え!ぼくモーベンピックから依頼されたんだけど」と。イヤな予感・・・。
死海のホテルを探していたとき、最初にモーベンピックに目をつけて宿泊予約とピックアップを頼んだのは事実。が、そのあと、マリオットのほうがさらに素敵そうだと気づき、すべてキャンセルしてマリオットであらためて手配しなおしたつもりだっただけど・・・。ホテルのフロントに「あの、予約キャンセルしたつもりなんですけど、もしかしてまだ記録残ってます?」と聞いてみると、キャンセルされてなかった!!絶対キャンセルしたのに!と強気で言ってたんだけど、後日メールをいろいろ見返したら、キャンセル受け付けましたよ、というメールはどこにも見当たらなかった。キャンセルしたと思ったのは幻だったのかな?
とにかく、マリオットにも予約いれちゃってるから・・・ということでフロントにひとには、「すみません、とにかく泊まりません。1泊分チャージされるのは仕方ないよね・・・」と伝え、ドライバーさんに「すみません、隣のホテルに連れてってください・・・」とお願いし、とりあえず数ディナールをエキストラでお支払。ああ、オレのドジ!!!
モーベンピックもそうだったんだけど、ホテルに入る前に空港さながらにスーツケースや手荷物のX線検査をうけ、やっと通してもらう、というのが印象的だった。
マリオットにももちろん予約は入っており、こっちはこっちで「すみません、空港で違うひとの車に乗ってきてしまいました・・・こちらのホテルからわたしを迎えに行ったひとがまだ待ってるかもしれないので、連絡しておいていただけますか」と恥ずかしい告白を。
到着早々まさかのドジっ子炸裂でどっと疲労したものの、ホテルすてき!広々してすてき!