飛行機で見た映画

自分で自分を精神的に追いつめる系の面倒くさいかんじの話だけどよくできていた。ウィノナ・ライダーのやさぐれっぷりのリアルさが、なんとも、諸行無常の響きあり。私は大人になってからバレエを再開したとき足がつりまくって難儀したので、ナタリーが朝おきて足の指をぐいっとストレッチするシーンなどを見るだけでイテテテテって思った。

  • 孫文の義士団 (十月團城)

以前に台湾にてテレビで流れているのをぼーっと後半部分だけ見てしまって結末は分かっていたものの、やっぱり胸が熱くなる!今あらためて見ると、この映画に出てるすごく背の高い人はスリムクラブの人に似ている。

  • 127時間

岩に腕をはさまれ身動きがとれず、周りには誰もいない。そして水はほんの少し。なんて想像しただけでギャー!となっちゃう極限状態。岩と岩との間にはさまったままでじっとしている様が映画になるの?という疑問をダニー・ボイルのいつものスピード感あふれる演出が見事に覆します。すばらしい。クライマックスのシーンは正視できず、イヤホンはずして眼鏡もはずして現実逃避。

もう何度目かしら。台詞をかなり覚えてしまった。カトーが"My nuts!"って言うところでいつも「ジェイたんそんなお下品なこと言っちゃダメー!」って思う。

  • Robot

Youtubeでクライマックスの映像だけ見て大興奮したこの映画がフルで見られるとは!ラジニ・カントって何歳なんだろ?無理してない?大丈夫?突然マチュピチュ(もちろん映画の筋とは200%関係ない)で全然南米っぽくないダンスを踊るシーンがたまらない。その辺でロケを見ていただけみたいなインディオのおばあさんが一瞬写るのがウケるのと、インド人の群舞のなかに取り残されたアルパカが若干びっくりしているっぽいのが可愛い。大量のロボットによる壮大な組体操(?)のシーンは何度みても笑いがこみあげる名シーン。岡田あーみんの漫画を彷彿させる。この作品はぜひとも日本で公開してほしい!!!!

ちょっとだけ昔に作られた、大好きな香港映画!こういう作品が見られるのがキャセイ搭乗のうれしいところ。エリック・ツァンもニコツェも若い!この映画でのサム・リーがすごく好きで、久々に見てまたときめいた。

ベニー・チャンの映画のテンポは好きなんだけど、非道なアンディが改心するさまもなかなかにスピーディすぎて「え?もう、なんか、寺の代表みたいに語ってるの?」とちらっと戸惑ってしまった。けれどもやはりエンターテイニング。ジャッキーの豪快クッキングが可笑しかった。ニコツェが珍しく悪ニコでがんばっていた。

  • 最強囍事

これ、着陸するまでに見終われなくてすっごく残念!でもわざわざDVDやVCDを買うまでもないことだけは分かっている。ゲイゲイしいキャラの売れっ子メイクアップアーティスト古天楽と、化粧品の名販売員のドニー・イェン(うっすらと引かれたアイラインが、もう!)を見るにつけ、仕事を選ばない香港明星の柔軟さに感動する。もちろんイップ・マンのパロディをやらされるドニーさん。セシリアが映画に出てるのを見るのを久々に見た。産後のウォーミングアップかな?

あと、"Glee"のシーズン2を8話分一気に見ることができてすごく嬉しい!ロッキーホラーショーがテーマの回と、ブリトニーが出てくる回がとくに好き。"Stronger"とか、あれ?こんなにいい曲だった?と感心。Gleeでの一番のお気に入りは、もちろん東洋系のMike。