少年の僕がドアをノックするナイト 〜ふなっしー×石川浩司スペシャルコラボライブ〜

marik2013-05-19

梨の妖精を追いかけていたら、元たまの石川さんとのコラボライブというラビリンスに迷いこんでしまいました。たま!高校生のころにライブに行ったよ(一緒に写真撮ってもらうとき、思わずご本人にそうお伝えしてしまった)!長崎公会堂の一列目で踊り狂ったよ!まさか、『学校にまにあわない』『夕暮れどきのさみしさに』(大好き。今でもときどき夕ぐれに脳内で流れることがある)や、おなじみの『さよなら人類』を、21世紀の今、東京で(しかも私が長年住んでいた、思い出ぶかい阿佐ヶ谷で)、ふなっしーがヒャッハーと合いの手を入れる状態で聴く日が来るとは思わなかった。客出しのときに流れていた『海にうつる月』も懐かしくて、ちょっと泣きそうになった。
知久さんのパートをふなっしーが歌うのかな、と思っていたら、思わぬルーキー、ペッカリーというゆるキャラが心に響く歌声を披露し、きっちりと世界を作っていたのでびっくり。そしてベースでカパル、キーボードは戸越銀次郎(じょじょにご当地キャラに詳しくなりつつある今日この頃)がしっかり演奏に参加していたので、ステージ上の人口密度がハンパなく高くて、準備ができるまでにあちこちで事故的なものが起きていてカオス。ふなっしーは控えめに梨汁ブシャったり、ふなぁ、とつぶやいたり、ヒャッハーと叫んだりする役割。石川さんも自由な雰囲気の方ですが、ステージ上のご当地キャラもたいがい自由すぎて、ぐだ、ぐだ、とした空気のなか唯一しっかりしている大人は彼一人、という状況も可笑しかった。

今もっともパンクな一曲「ふなふなふなっしー」を石川さんのすごいパーカッションつきで生で聴くことができたうえ、"To be with You"も歌ってくれてうれしかった!ライブのあとは石川さんとふなっしーにはさまれた3ショット撮影会が行われ、わたし史上もっともシュールな写真を撮っていただきました。ふなっしー、お風呂に入りたてでフワフワだった。左目がちょっとぴろーんとなっていたのが気になる。あと、マイク内臓だとふなっしービームは片目しか出ない場合があることを初めて知りました。

さらに帰り際に銀ちゃんとカパルにぎゅうぎゅう包まれながら写真を撮ってもらい、素敵なホスピタリティになんだかときめき。適切な腕の長さのキャラとハグする安心感ってすごい。ペッカリーの歌もほんと良かった。エクアドル出身という設定らしく、スペイン語の歌も歌っていて、最近とみに血中ラテン濃度が上がってきているので非常に親近感を覚えたのでした。今更ながら、じょじょに、ご当地キャラという世界の魅力に目覚めつつある予感。

ライブのスペシャルメニューでふなっしー丼、ケツゴボウ(ふなっしーがよくtwitterで連呼していた単語)、梨汁などが取り揃えられており、店員さんから「ケツゴボウをご注文のお客様」と言われて「・・・ハイ・・・」とおずおずと手を挙げるのがちょっと、なんらかのプレイっぽくてウケた。味は普通のきんぴらごぼうながら、びっくりするくらい柔らかくて、そのネーミングもあいまってなんだか不穏なかんじ。でも嫌いじゃない。ふなっしー丼はあさりのご飯。お隣の方が注文したのをご相伴にあずかったんだけどおいしかった。そして梨汁も美味!ブシャー!

右上の本日の一枚は、公式グッズのiPhoneケースに独自にりんご部分にスワロで梨をデコってみたもの。ほっぺの血痕とリボンもスワロを乗っけてます。キラキラなっすぃー。