ハワイ島&オアフ島 二日目:ハワイ島

西島秀俊とデートしているところに、ふなっしーが叫びながら乱入してくる悲しいような嬉しいような夢を見て目覚めると、窓の外は晴天のもとに光る海。すばらしい。7時くらいに走り始めたんだけどすでに太陽はじりじりと熱い。木々の間や海沿いを走るきもちよさがハンパない。汗だくだくで戻ってシャワー浴びて、ダウンタウンにあるThe Surf Break Cafeにてアサイーのスムージーを注文。バナナとグラノーラとはちみつが乗っかってるやつ。美味。アサイー最近ハマってて日本で毎日摂取してるので、ハワイでも欠かせないのです。
レンタカーを空港に返す予定だったんだけど、午後のツアーのピックアップが思いのほか遅めだったので、このまま明日の出発まで借りようという結論になり、そのまま一旦空港のカウンターまで行って延長お願いしまーす、と手続きして再び街中へ。まずはビッグアイランドキャンディーズでも行ってみましょうか。
想像以上に大きな建物で、入口でわたされる試食のチョコがいきなりおいしい。わたしの大好きなマシュマロとマカダミアナッツのしあわせな組み合わせのロッキーロード。しかもそのロッキロードーがコンビニの小さめの弁当箱にどさっと入ったバージョンなどが売られておりテンションあがる。店の奥ではチャーリーとチョコレート工場さながらクッキーを絶賛作成中の様子をみることができて楽しい。また明日空港に行く前によりましょうね、ということで店を出て、「火山いく?」という話になり、ひとまずダウンタウンのPuka Puka Kitchenでお弁当を入手。プカプカキッチンという語感がいたく気に入り、「ぷかぷかきっちん!」と裏声で突然さけぶ、という遊びにひとり興じるわたしに「降りる?そこのマックで降りて」と冷たい雅子様。なんか、かわいくない?ぷかぷかきっちーん!
前を走っている車に日本の神社のお札シールが貼ってあったりして、そこここに日本っぽい風情が潜んでいるのが興味深い。あいかわらずヒッチハイカーがあちこちに立っているのを申し訳なくスルーしつつ、ワンダイレクションなどを熱唱しながらごきげんな小一時間ほどのドライブでキラウエア火山へ。ビジターセンターで一度降りてみたら、ひんやり肌寒い。火山に行くことを想定していなかったので、シュミーズみたいな薄いワンピース一枚の無防備なわたし。
車をちょっと走らせてlava tubeへ。洞窟。ここ9年前に来たはずなのだけど、まったく記憶がないと思ったら、こんな苦行だったんだ。。。http://d.hatena.ne.jp/marik/20041115
今回は涼しくて気持ちいい程度だったのでわりと鼻歌まじりで見学できました。
一面に広がった溶岩の上で写真とったりして寄り道しながら、海をめざす。最高に気持ちがいい。

わりと時間が無くなってきたことに気づき、ほどよいところで車をとめて、ぷかぷかきっちーん!で買ってきたアヒのグリルのラップサンドをむさぼり食う。おいしい!お腹がくちくなったところで来た道をふたたび戻る。
ツアーのピックアップの30分ほど前に無事ホテルに戻り、天体観測にそなえてデニムにお着替え。ヒロでピックアップしてくれるマウナケアのツアーって意外と少ないんだけど、所要時間はヒロからのほうが少なくていいのよね。迎えの車のなかでぐうぐう寝て目覚めると、真夏の世界から肌寒く霧に覆われた世界に移動してきていた。そこでコナからのツアーの車に相乗りして山を登る。途中、野生のヤギだか羊だかの集団がいてたのしかった。
しかしまさかオニヅカさんのビジターセンターをふたたび訪ねる日が来るとは思わなかった。前回は途中で雨が降ってきたり、車高の高い車から降りるのに失敗して尻から着地して尾てい骨が大変なことになったりで大変だったけど、今回は天気も良さそう。標高4200mまで上るのでボリビアの高山病の悪夢がよみがえり若干おびえたものの、マウナケアでは大丈夫だった。ゆっくり体を慣らしてからのぼっていくからかな。
ビジターセンターで日本で食べるのとなんら変わらないハイクオリティなお弁当やお味噌汁で腹ごしらえ。外国人のツアーのひとたちがご飯食べてるのをチラ見したら、機内食っぽい小さな容器にラザニアなどが入っていた。あと、デカいブラウニーとか。なんか、最近めっきり海外で日本食を嬉々として食べるようになってきた。これも大人の階段なのかな。
さらにいろいろ着込んで雲の上へと車があがっていく。スターウォーズっぽい世界にまたしても感動。

天文台のフォルムにほれぼれする。

しかし寒い!厚手のダウンが支給されて暖かいのだけど、手袋はこのツアーでは支給されず手の先が本気でちぎれそう。ひいひい言いながらも夕日や残光の美しさに息をのむ。

あまりにも寒すぎて、そこそこ充電が残っていたはずのiPhoneがバッテリー切れで死亡してびっくりした。寝ないで!蘇って!と必死で蘇生したらしばらくして復活。iPhoneって寒すぎると死ぬんだね。
ふたたびビジターセンターのあたりまで降りていき、夜空観測スタート!天気はいいものの満月が近いため月の存在感が大きすぎて星があまり見えないという贅沢な残念さ。それでもガイドさんのいろんな説明が楽しくてきゃいきゃい言いながら明るい空に浮かぶ星に目をこらした。だいすきな南十字星などが見られてうれしい!
夜空を十分堪能して帰路に。ヒロに戻るのはわれわれ二人だけで、途中で乗用車に乗り換え。同じ島で一日の体感温度が30度くらい差があるなんて、よく考えるとすごい体験ですね。