華麗なるギャツビー

marik2013-06-24

完璧。この物語と、バズ・ラーマンの世界と、ラナ・デル・レイの歌声を自分がいかに大好きかということをつくづく思い知らされた。終始興奮状態。冒頭の"In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice〜"という独白からもう「ああ!ギャツビーをバズ・ラーマンの解釈で見られるなんて!」とちょっと涙ぐんだ(3Dメガネがじゃま)!狂乱のジャズエイジバズ・ラーマンの魔法で華麗に花開くさまから灯台の光まで、もう、本当にすばらしい映像体験でした。もう一回みるなら2Dがいいな。

トビーとディカプリオのコンビネーションもばっちりね。すごくどうでもいいけど、昔この日記にギャツビーのことを何か書いた気がして検索したら、なんと!ディカプリオがギャツビーを演じることを6年前に予見していた!http://d.hatena.ne.jp/marik/20070114 (今、すごい、ドヤ!って顔してるもちろん)ディカプリオ氏、若干の中年感を上回る演技力でギャツビーの青さや無垢な魂を、見事に演じきっていた。そろそろ彼にオスカーをあげてあげてほしい。この作品だと弱いのかな?ティファニープラダに飾られたキャリー・マリガンのデイジー役も絶妙にハマってた。髪形がかわいい。
そして例によって音楽もまんべんなく素晴らしい!映画見たあと速攻サントラ購入コース。ラナちゃんの"Young and Beautiful"のサビの部分(もしわたしが若くもきれいでもなくなっちゃっても、それでもまだあなたは愛していてくれる?みたいな)を聞くたびに、森高千里の『私がおばさんになっても』が頭をよぎる。