美國旅遊 四日目:サンフランシスコ

コーヒー片手に近くのホテルまで歩き、ツアーのピックアップ待ち。今回サンフランシスコに寄ったのは、ナパバレーのワイナリー巡りをしたかったから。そして絶対にオーパスワンのワイナリーにてOpus Oneの試飲&Overtureのお買い上げを遂行したかったから。
18年前にもナパバレーを訪れたことがあり、当時はまださほどポピュラーではなかったワインのテイスティングのやり方を初めて習って、ワインって色々奥深いんだなあ、とあまちゃんながらにワインの楽しさに目覚めた記念すべき土地。その楽しい思い出もあって、あらゆるワイン産地のなかでナパ産のワインが一番好きです。
オーパスワンのワイナリー訪問が組み込まれているツアーをかなり探したのだけど、英語ツアーでは全然見つからず、日本人向けのものがかろうじて2件くらいあったものの、わたしが行かれる日程だけは他に参加者がいなくて、最低催行人数がいずれも2人以上なので申し込みできず、一人旅での日系オプショナルツアー参加の不便さを思い知ったのでした。確約はできないけど当日ほかにも希望者がいれば寄りますよー、というツアーを見つけてようやくアレンジ完了したのが前日。
車に乗ってガイドさんにオーパスワン・ワイナリーに行きたい旨を告げると、「オーパスワンの試飲は一杯40ドルですが、ほかに行きたい方はいらっしゃいますか?」との問いかけに車内はシーーーン。まあ、たしかに、きもちはわかります。。。ダッシュでワインだけ買いに行くので、5分でいいので車をつけていただけますか?と懇願してとりあえず立ち寄りだけは交渉成立。
ベイブリッジが閉鎖中なのでゴールデンゲートブリッジはめちゃくちゃ混むかも、と事前に言われていたのだけど、わりと順調に車が進んだ。霧が幻想的。

ぶどうがちょうど収穫時期で畑の景色が豊かで目に麗しい。おいしいワインになるのよー、とエールを送りながら、まずは最初のワイナリーWhitehall Laneに到着。かけつけ4杯、おいしいワインの試飲にいきなりハッピーな気持ち。ツアー仲間はご夫婦が一組、一人旅での参加がわたしを含め3名というメンバーで、速攻お酒が入って和気藹々。

次に向かったのはコッポラが買い取ったルビコン・ワイナリー。Inglenookという赤が絶品!テラス席で乾いた風にそよそよと吹かれながら楽しくおしゃべりしつつ美味しいワインを飲む歓び。

さらに近くのデリに車はむかい、あれこれデリでお買いものして外のベンチでランチタイム。コッポラつながりで懐かしのソフィアの缶入りスパークリングワインとか飲んで、この時点でかなり酒が満タンモード。
食後にすぐそばのオーパスワンの入口で車を停めてくれたので、お待ちいただく皆様に感謝しつつダッシュで中に入り、Overtureを無事ゲット。1本80数ドルとかそんなかんじだった。これ、後日誕生日にうかい亭に持ち込んで鉄板焼きと一緒にいただいたのだけど、それはもう、それはもう、美味しゅうございました。Overtureであんなに美味しいのだから、オーパスワン(アメリカのワイン好きのあいだではそんなに評価は高くないとの説もあるみたいだけど)のおいしさはいかほどか。また買いに行きたい!
まだまだ続くワイン天国めぐりはDomaine Chandon。その名の通り、モエがカリフォルニアで手掛けるシャンパンのワイナリー。昼間から結構なペースで飲んでると、さすがにこのあたりで朦朧としてきますね。なんかえらい楽しかったことと、シャンパンを1本買った記憶がうっすらと残っている。
そしてそのままナパプレミアムアウトレットに放たれるという非常に危険なコース。すごく暑かったのでアメリカンイーグルで半袖Tシャツを買って着替えたり、コールハーンで靴をためし履きしながら店員さんに「今酔ってて足むくんでるかもしれないんだけど、サイズこれで大丈夫かなー」とからんだりした記憶がある。気づくと靴を2組買ってた。帰りの車のなかで爆睡して、気づけばもうフィッシャマンズ・ワーフに着いていた。楽しいツアーでした。
ホテルに戻ってもまだお酒がうっすら残っていて、部屋でごろごろ。いかん。もう夕方!アメリカほぼ最終日なんだから!と己を鼓舞して、ケーブルカー乗り場まで行ってみる。すごい行列。1時間弱並んで、ようやく乗車したケーブルカー。夕暮れどきの街を風を切って走るのが最高に気持ちがいい!
ユニオンスクエアで降りて、ティファニーをのぞいてみる。アメリカでもしあったら買おうかなー、と思っていたダイヤが5つついたネックレスが見当たらず店員さんに聞いてみたところ在庫なし。散財は免れた!
前回はユニオンスクエアの近くに泊まったような記憶がうっすらとあって、ああ、こういう感じの場所だったなー、とかなんとなく思い出す。というかこんなに物忘れひどくて大丈夫かいな?ユニオンスクエアの近くの劇場で見た『オペラ座の怪人』の舞台に超絶感動して、そのあと移動したニューヨークでもう一度観たという記憶が一番鮮烈。
ビクトリアズシークレットであれこれお買いもの。レジの女子と話してて「サンフランシスコに来たの18年ぶり」と言ったら、「マジ?18年ってわたしの人生と同じ長さ!」と言われた。あははは・・・あはは・・・。若いね!
ふたたびケーブルカーに乗り、フィッシャマンズ・ワーフに戻る。ようやく小腹が空いてきたところで一度行ってみたかったIn-N-Out Burgerを道すがら発見。テイクアウトして、シェイクを飲み飲みホテルに戻る。シェイクがすでにめちゃくちゃ美味しいんだけど!期待をふくらませホテルの部屋でいただいたチーズバーガーとポテトが衝撃的な美味しさ!In-N-Outバーガーのためだけにまた西海岸に行きたいくらい美味しい!
そんなこんなでもうアメリカ最後の夜!おやすみなさい。