美國旅遊 五日目:サンフランシスコ

ホテルの近くにあるHollywood Cafeというお店の前を通るたびになんとなく気になっていて調べてみたら、トリップアドバイザーでもかなりの高評価(サンフランシスコのレストランの総合で2位くらい)でびっくり。朝ごはんが有名なところみたいなので、最終日の朝ごはんにうってつけだわ、と足を運んでみた。タイ人らしきスタッフが多くて皆とてもかんじがいい。目玉焼きとかりかりベーコンとトーストとフルーツボウルのプレートをオーダー。フルーツがてんこもり!迫りくるフルーツ!

満足の朝食を終え、ホテルのそばのSafewayでお買いもの。何か月か前にレストランで飲んでめちゃくちゃ気に入ったGnarly Headというカリフォルニアワインを発見し、これにてワイン持ち込み免税上限3本に到達。こんなにがっつりお酒を買って日本に帰るの珍しい。他にもアルフレッドソースやキャンベルのスープ缶やらオーガニックのピーナッツバターやら、異様に重いものばかり買ってしまい、手がちぎれそうになりながらホテルに戻って最終荷造り。スーツケース重い。
チェックアウトして荷物を預かってもらい、ギラデリスクエア方面にお散歩。チョコ詰め合わせなど買い込む。ギラデリのチョコで一番おいしいのはDouble Fudge。今度からアメリカに行くときはこれ一択にしよう。
またケーブルカーの大行列に並んでみる。終点でケーブルカーをぐるっと方向転換させる作業を見るのが好きなんだけど、何台目かのケーブルカーの作業員が全員広東語を話していてすごい和んだ!そういえば今回はチャイナタウンに行く時間がなかったのが残念。
ようやくケーブルカーに乗り込み出発を待つあいだに、隣に立っていたおじさんに写真を撮ってもらっていたら、わたしの背後に座っていたアメリカ人のおばさまが「そのiPhoneケースかわいいわねー。マシュマロ?」と聞いてきた。ふなっしーアイホンケースのことです。マシュマロ!たしかにマシュマロマンを彷彿とさせなくもないよね。「これ、梨の妖精なんです。今日本ですごい人気なんですよ〜!」と地道にPR活動。
ケーブルカーが出発し、途中の停車場でわたしの前方に立っていたひとたちが降りたため、一番前に陣取ることに成功。これこれ!これ大好きなの!ちょっとしたジェットコースター感覚が味わえる素敵乗り物。青空の下、風を切って坂道を下るのが最高に気持ちがいい!

またユニオンスクエアで降りて、デパートを転々としたあと、フェリービルディング方面に歩いてみる。前日のワイナリーツアー仲間に、フェリービルディングにあるオイスターバーが超オススメと聞いていたので、そちらを目指す。フェリービルディング周辺ではマーケットが出ていて大賑わい。
おめあてのHog Island Oystar Barにたどりつくと長蛇の列。空港へと出発すべき時間まで、あと4時間ほど。結構時間のロスになるなあ、と思って店内の様子をうかがうと、カウンター席1個とか、ちょこちょこ空いている。これは!と思い、後ろに並んでいた韓国人の女子たちに「すみません、すぐに戻ってくるので、ちょっと列を離れてもいいですか?」とOKをもらって前方に行き、通りがかったスタッフに「ひとりなんですけどー、空いてる席にささっと座らせてもらったりできますかー?」とにっこり聞いてみたら「あ、ここ空いてるから座りなよ」とウィンクして座らせてくれた。わーい!列のほうに一旦もどり「すみません、一人分の席に座れそうなのでこのまま列を離れますねー」とあいさつしてから無事カウンターに着席。ラッキーだわ!まずはオイスター6種盛り。とろけるー!!殻つきの浅利のクラムチャウダーもかなりの美味で、なんとも幸せなランチ!

路面電車でフィッシャマンズワーフへと戻る道すがら、アメリカズカップだかルイ・ヴィトン杯だかの開催のはざまであることを知る。
ピア45のあたりをぶらぶらして、アシカの群れをぼんやりと見学。よく見てると、カップルの邪魔をして嫌がられている子とか、やたらと他人(他アシカ)にケンカを売って嫌がられている子とか、個体差があって面白い。20分ばかりぼーーーっとアシカを眺め続けてしまった。ヒマなのか。

アルカトラズを遠くに見ながら海沿い散歩。

ホテルに戻るとすぐに車が迎えに来て、往路と同じくいろんなホテルを回って他のお客さんをピックアップ。サンフランシスコって1本道を入るだけでがらっと治安が変わるかんじ。
空港についてチェックインしてゲートに向かうと、ボーイング787就航記念のレセプションが催されていて、カップケーキやドリンクのサービスが行われていた。ワイナリーツアーで一緒だった子とゲートで再会し、最後まで楽しい旅。
飛行機のなかで『イントゥダークネス』鑑賞。スタートレックシリーズを観るのって100万年ぶり!『シャーロック』でベネディクト・カンバーバッチさんに全落ちし、いまやすっかりCumberbitches(カンバーバッチさんを愛する女性の総称)の一員なので、カンバーバッチさんの無双っぷりと悪役っぷりにメロメロになりながら観ていました。