ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

まさか、今年に入って一番泣いた映画が、あらいぐまや木が宇宙を駆けめぐる話だなんて。木、すごくいいひと(ひとっていうか木。グルートさん)で泣ける。ロケット先輩(あらいぐま)がクレバーで戦闘力高くてクールかつちょっと弱さも垣間見えたりしてキュンとさせられるうえに声がブラッドリー・クーパーという破壊力で、惚れてしまいそうだった。が、しかし、梨の妖精にきゃあきゃあ言い続けているうえにあらいぐまに恋までしてしまうと、ますます周りに心配をかけてしまうと己を戒める理性が働き、ぎりぎりで踏みとどまりました。
脱力系懐メロばかりの音楽がすごく良くて、流れるタイミングがどれも絶妙。あと、ジョン・ステイモス(って言ってたよね?)とケビン・ベーコンネタにめちゃくちゃウケてしまった。笑いつつ涙ほろほろのよくできたマーベル版スターウォーズといった趣の快作でした。
主人公の男子、はじめましてかと思ったら”her”で股上がめっちゃ深いズボン履いてたひとか!よく見ると肉厚なイーサン・ホークってかんじで、ちょうどいい塩梅に魅力的だった。人間の男子にもちゃんとときめくことができる自分に安堵。

あーでもやっぱりロケット先輩かっこいい!