京都 一日目

18年ぶりくらいに大阪に降り立ち、すぐさま京都行きのリムジンバスに乗る直前に551の豚まんをゲットしてむさぼり食う。50分ほどで京都駅に到着。ロッカーに荷物預けてまずは清水寺に向かおうと思っていたのに、あちこちにたっぷりあるロッカーはいずれもフル。だ、だよねぇ。。。懸念していた雨もちょうど上がったばかりのようで、ホテルまで一駅だしぷらぷら歩くことに。今回旅行を思い立ったのがタイミングが遅く(っても9月くらい)てよさげなホテルは軒並み満室。途方に暮れていたところによさげなアパートメントホテルを発見し無事予約とあいなった次第。ここマジで穴場でした。うっかり間違って喫煙フロアを予約していたらしく、満室で変更もできないし、それだけが難点でしたが100%自分のせい。

母が前日から姫路でお友だちと遊んでいて、夕方に京都駅で落ち合うことになったので、それまでひとりでフリータイム。さてさて何をしようかなー、塩大福たべよっかなー、と、とりあえず清水五条の駅まで歩く。近くにレンタル着物屋さんがあって、続々と着物を着たお嬢さんたちが出てくるんだけど、広東語や北京語を話している子が多くてびっくり。日本の着物、いい思い出になるよね!楽しんで行ってねー、と心のなかでひっそりとエールを送る。

京阪線に乗ろうとしたら、「ラッシュ時用」とかかれたドアがあって、その前にも椅子が置いてあった。ラッシュ時はそこドアとして使えば乗降がスムーズでいいよね。東京にも導入されればいいのにー。出町柳で降りてふたばに向かうとやはり長蛇の列。20分くらいならんで塩豆大福と栗大福と田舎大福ゲット。

鴨川までぷらぷら歩き、河原のベンチで塩豆大福と栗大福を一気に喰らう。美!味!豆たっぷり!おもちふあっっふあ!

いやぁ、しあわせ!と満たされごきげんのまま川を横切って設置された飛び石を渡ろうと試みる。思いのほか離れている石と石の間隔、短いデニムのスカート着用による運動の制限および加齢による反射神経の衰え、途中に水で浸かっているところや激しい流れに取り囲まれた石があるという恐怖などにより、超スリリングな川渡り。無事でヨカッタ!


清水五条まで電車で戻り、清水寺方面に歩みを進める。たかだか5年ぶりの、しかも4回目の訪問なのに、清水寺の様子を完全に忘れている自分の忘却力に恐れおのののく。行くたびに新鮮な感動が味わえていいですね(ポジティブ)。地主神社で念入りにお参り。毎回挑戦しては失敗する恋占いの石、さすがにひとりでトライする勇気がない。。。ともじもじしながら向かったんだけど、人多すぎてそれどころじゃなかった。清水寺の紅葉は1.5割ほど進行中といった塩梅。

土産物屋でついつい買わずにはいられない梨。かつて、コスプレご当地もののキティちゃんとかどこに需要があるのだろうとずっと思っていたのに、今ならわかる。わかるよ。舞妓はんがめっちゃフォトジェニック。


1時間くらいかけてホテルまで歩いて帰る途中でドラッグストアに寄ったら、年配の外国人女性がフランス語で店員さんに話しかけて通じていない様子で、思わず "Qu'est-ce que vous voulez ? "と声がけ。したもののその返事が何を言っているか分からないというね。もしかしてマスク?ノン!というやり取りののち、なんかジェスチャーティッシュっぽいので売り場でポケットティッシュを探しだし、マダムこちらですか?と聞いたら正解で無事お買い上げ。アリガトゴザイマス!とにこやかに去って行ったマダム。もう、スペイン語やってるとフランス語の記憶が上書きされてどんどんダメになっていくな、と思ったけど、スペイン語でもティッシュって単語知らない。

ホテルに戻ってしばし休憩ののち、母を迎えに京都駅まで散歩。適当に歩いているだけでも楽しく、ちょっとした路地裏の風情が素敵。大混雑の京都駅で母との待ちあわせに大幅に失敗したもののなんとか無事合流。またホテルまで歩いて戻り、しばし休憩ののち、四条へ向かい、大好きなおめんで晩御飯!うどんとだしと野菜のハーモニーがやっぱりおいしーーー!おめんラブ!
雨が降ってきたのでタクシーでホテルに戻り一日目終了。