ナイトミュージアム/エジプト王の秘密

もー、もー、ロビン・ウィリアムスが出てくるたびに涙が出てしまって困った。。。しかし銀幕の中で彼が発した最後の台詞が”Smile, my boy. It’s sunrise”なのはとてもすばらしいなあと思いました。あの表情とあわせて思い出すだけで涙腺ゆるむ。そしてミッキー・ルーニーも撮影時はご存命だったのか!というところもしんみり。わたしが人生で初めてブロードウェイで観たミュージカルにミッキー・ルーニーが出ていて、「ミスター・ユニオシ(『ティファニーで朝食を』ね)だ!オードリーに『ミス・ゴライトリー!』って怒鳴ってたあの人が、いま、目の前に!!」とめっっちゃ感動しまくったものでした。ポップでかわいいおじいちゃんだった。このふたりに捧ぐ、というメッセージが映画の最後に出るのがたまらない。

こんな楽しいシリーズがこれで最後だなんて寂しい。わかりやすーい伏線のはり方&回収っぷりや、いろいろつじつまが合わないところは気にするな!という豪快さも好き。そしておなじみの展示品が動くわくわく感といったら。今回は大英博物館の青いカバが動いていたところが一番ときめいた!そしてエッシャーのだまし絵の場面が秀逸。今度はNight at the Art Museumって美術館シリーズでやればいいんじゃない?とベン・スティラーに耳打ちしたい。

ダウントン・アビー』のマシュー役のひとがランスロット卿役で出ていて、マシュー意外とコメディのセンスあるなー、と思ってチェックしたら、Footlights(ケンブリッジ大学のコメディサークル。モンティ・パイソンの母体もここから誕生した英国コメディ街道の名門コース)出身だったのか!それは上手いに決まってる。彼をいろんなコメディで観たいなー。ほどよく甘い男前だし、余力があればヒュー・グラントの後継者あたりも狙ってほしいところ。ランスロットとからむカメオ出演者も最高だった。アッティラがすごい見覚えあると思ったら、gleeのケン・タナカだったのね!
あと、猿の演技力がハンパなさすぎて震えた。ハングオーバーに出てたあのひとと同じ役者なのか。来世で猿に生まれたらあれくらいすごい役者になりたいと憧れざるをえないレベル。