映画といえば

先日飛行機の中で見たニュースキャスターの映画がかなり素晴らしくて、いまだに思い出してはニヤっとしてしまう。"Anchorman:The Regend of Ron Burgandy"という作品らしい。見慣れない役者ばかりだけどすごくサタデーナイトライブ臭がする映画だなあ、と思っていたら、やっぱり主役はSNL出身の人だった。オースティンパワーズに出てきた、ムスタファとかそういう感じの名前の、中東なまりのキャラクターだった人だね。
映像全体の古臭い感じと、ニュース番組のキャスター4人組が中学生男子さながらにいつもつるんでいる様子が常におかしいし、新しくやってきた女性キャスター(クリスティーナ・アップルゲイトだって。気付かなかった)に嫌がらせするシーンもほんっとに頭悪そうで、ずっとクスクス笑いながら見ていた。しかもカメオ出演ティム・ロビンスベン・スティラールーク・ウィルソンと渋くも私のツボにガッツリ訴えかけるメンバー。彼らが入り乱れるシーンは今年のベストかもしれない。アホすぎるー。

「ターミナル」も同じくin-flight movieで堪能。キャサリンゼタ子は美しいけれど、トム・ハンクスとの相性でいえば唇を膨らませる前のメグ・ライアンだったらもっとキュートな場面になっただろうなあ、と思わずにいられなかった。でもそれだとスピルバーグではなくてノーラ・エフロン映画になってしまうか。ところどころキュウっと泣けた。トム・ハンクスの外人なりきりっぷりが最高。