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シャラポワの気合の声が、ふかわりょうのそれに聞こえる。

「赤い長靴」読んでたら、主人公の夫のダメさと主人公の諦観の境地にムカムカ。読み終わってもなーんか嫌な気分でイライラしてしていた。江國香織の美文をもってしても救われない。しかしながら他の人が書いたレビューをあれこれ読んでみたら、そんなに評判悪くなさげなのだね。特に既婚者の感想で、「結婚ってそんなものよねー、分かる分かる」といった内容のものが結構多くて愕然。今の自分に足りないのは、他者のダメさに対する寛容さなのだと思い知らされ非常に落ち込む。