Isn’t she lovely?

marik2005-10-19

年に一度の健康診断。去年までは家から一番近い隣駅の古い区民センター的な、昭和の香り漂う特設会場をあえて選んで受け続けていたのだけど、別に家と会社の間だったらどこでもいいジャン!ということにようやく気付き、新宿のハイテクなクリニックに初めて行ってみた。ちょう快適!早く気付けばよかった。景色が良いので、血を抜くのに注射針打たれてプルプル震えている間も、高層ビル群を見つめていたから怖さ半減だったよ。

最近ほんっとに体調悪いので、結果が怖い。ちょっと前まではどんなに精神的に参っても体は何の影響も受けなかったのだけど、今は心がポッキリ折れているのに付き合って、体も不安げにナナメになっている感じ。認めたくないけれど、厄年の一環なのかしらん。出口が見えない。

しかしどんなにヘコんでいても、道を歩いていてふと香ってくる金木犀の芳香にちょっと元気が出たりするのが、人間ってあなどれないと思う。更に元気底上げアイテムとして、サラ・ジェシカ・パーカーのLovely投入。米国から5日間で飛んできた。

サラ・ジェシカ姐さんが香水をプロデュース、という話を聞いた時、会議室に並べられた数種類の香水を「あー、これイイ」「これキライ!」と振り分けているだけなんでしょどうせ、と思ったのだけど、UK版Cosmopolitanのインタビューを読んでいたところ、姐さんはこの20年ばかり、数種類のアロマオイルや香水を自分でブレンドして、オレ流の香りを付け続けていると語っていた。なので自分の名を冠した香水に対して、クリアなビジョンがあったのヨ、という言葉があって俄然興味を持ったのです。何なの、そのオリジナリティあふれる作業!?SATCのキャリーのファッションにどうしても惹かれてしまうのは、サラ・ジェシカ自身が、自分で良い!と思えるものの判断がしっかりしているからなのかしらと思ったよ。

インタビューで本人が言っていたとおり、まさにintimate&classicなホッとする大人のかほり。アナスイのシークレットウィッシュを軽くしたような香りだと感じたけど、個人差があるから断言はできニャイ。ここ数年In Love AgainとBaby Doll以外の香水をつけると気分が悪くなるのでYSL一筋だったのだけど、Lovelyはイケます。