人生は予測不可能。

今朝、目覚めた時には、夜に自分がローリング・ストーンズのライブを見ることになるとは思ってもいなかったよ。午前中にいきなりお誘いを受け、急遽参戦決定。前回ストーンズが来た時も前々日に突然チケットが回って来て見に行ったのだった。何の縁なのだろう?私の人生最初の記憶が、2歳の時にバレエ教室でミック・ジャガー似の先生の顔を見ながらバーにつかまって大泣きしている、という光景であることと関係あるのかしらん。その記憶ゆえに、ミックの顔を見るたびに今でも懐かしいようなちょっぴり怖いような気分になります。

しかしやっぱりステージから飛んでくるパワーにものすごく感動した。チャーリー・ワッツはほんっとかっこE。好COOLなリズムの刻み様。そしてミック・ジャガーを見ていると、定期的に「うちのお母さんと同じ年か・・・」という思いがよぎり、その度に感嘆。母を東京ドームのステージに上げても、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せることはできまいよ(あったりまえ)。皆「生涯現役」という心意気が伝わってくるのだけど、全然無理している感じがしないのが素敵。やりたいことやって生きてきたら、ここに辿りついてましたー、というサラリと自然な雰囲気。

バンド全員が小型の動くステージに乗っかって、にょろーっとアリーナ後方まで出てくるセットが良かった。あれは嬉しいよねえ。

たった一週間で、台湾のフレッシュな歌手達から日本の伸び盛りの歌舞伎役者、英国の超ベテランロッカーまで一気に見ることができるなんて、東京の楽しさにくらくらする。