ビューテイフル・マインド

ラッセル・クロウがビジュアル的にどうしても苦手なのに、二週続けてラッセルさんの主演映画を鑑賞。見てると段々慣れてきた。しかも、ああ、どうかこの人が幸せになりますように、すべてが最後には報われますように、と願いながら物語を見守るほどまでに肩入れ。ラッセルマジック。

大人になってからのジェニファー・コネリーを映画で観たのは、初めてかも。綺麗なだけじゃなくて知性溢れる素敵な女性になっていたのですね。芯の強さを感じさせる演技に感動した。これで今や家に帰るとポール・ベタニーがいるなんて、世界最強だなあ。

ポール・ベタニー」をキーワードにネットの世界を旅しているときに、この映画の要となるネタバレをうっかり目にしてしまい、それがもう、ほんとに残念で残念で・・・。それでも充分面白くてのめりこんだけれど。自分の人生にはこれしかない、と思っているものがうまく進まないことへのジレンマという部分に、非常に共感を覚えました。ベタニーさんの、絶妙なバランスの存在感が素晴らしい。