Paul Bettany

ドッグヴィルの告白

で、本編を見た後すぐにこのDVDを鑑賞。ドッグヴィルの舞台裏を追ったドキュメンタリー。役者は戸惑い、監督は懊悩する、現場のいかんともいいがたい空気が伝わってきます。監督にとって映画を作ること=生きることであると同時に、自分を生き辛くもさせ…

ドッグヴィル

ベタニー祭りもいよいよ佳境!というクライマックス気分もシュンとしぼむ、黒板に爪を立てる音のような映画でした。でも、嫌いじゃない。人口わずか20数人の村ドッグヴィルと、そこへ逃げてきた訳ありの美しい女性(ニコール・キッドマン様)の物語。映画…

ダ・ヴィンチ・コード

また観に行きました。一度目に見たときは、「シラス役のひと」としか認識していなかった俳優さんの演技を、もう一度見るために。同じ映画を劇場で二度見るなんて、5年に一度あるかないかの椿事だわ、と思っていたけれど、よく考えたら去年『頭文字D』を二回…

仮面の真実

ペストの爪あとが残る14世紀のイングランド。訳ありで逃走中の僧侶が旅回りの劇団の一員になり、通りすがりのある村で起きた殺人事件の真相究明に巻き込まれる。というより積極的に首を突っ込む。原題が“The Reckoning"なので、報いとか罰とかそういうニュ…

ビューテイフル・マインド

ラッセル・クロウがビジュアル的にどうしても苦手なのに、二週続けてラッセルさんの主演映画を鑑賞。見てると段々慣れてきた。しかも、ああ、どうかこの人が幸せになりますように、すべてが最後には報われますように、と願いながら物語を見守るほどまでに肩…

ギャングスターNo.1

上記の映画の冷静だけど可愛げのあるお医者さんとはうって変わって、こちらのベタニーさんには、お前の血は何色だ?と4,5回問い詰めたくなりました。自分が求めるものを得るために、いかなる残忍な手口もいとわないギャングスター。斧を出されて、あらゆ…

マスター・アンド・コマンダー

列国がナポレオンの脅威にさらされていた19世紀初頭、フランス軍に戦いをいどむイギリス海軍サプライズ号を率いるジャック・オーブリー艦長と部下たちとの人間模様や戦闘を描いた、ピーター・ウィアー監督の海洋ヒューマンアクションドラマ。まー、見事に…

ロック・ユー 

ベタニー祭り続行中。この映画、古代ローマのコロッセウムでライオンと戦う若者のシリアスな物語だとずっと思いこんでいたんだけど、全然違った。『グラディエーター』のイメージと混線していたのかな。馬に乗りすれ違い様に槍で一撃、という競技(jousting…

ウィンブルドン

ダヴィンチコードでの身の凍るような存在感でオラをすっかり虜にした、ポール・ベタニーのロマンティック・コメディ。この映画の公開当時、大好きなワーキングタイトル(ノッティングヒル、ブリジョン、ラブ・アクチュアリーを作ったチーム)の作品にも関わ…