冬の欧州ひとり旅 十日目 ベルギー

marik2007-01-04

ホテルからグランプラスまで、徒歩1分。中世の建物が四方を囲む世界遺産の広場の真ん中に立つと、ほほう、とうっとり。全体的に灰色なんだけど、風格ある上品な灰色。あちらこちらの路地をふらふら歩いて、サンドイッチ屋でローストビーフのサンドイッチとコーヒーで休憩。

さらに適当に歩き回っていると繁華街に出た。そこには”SOLDES"の文字だらけ!バーゲンよバーゲンよ!と頭に血が登り、セーターを何枚か購入。持ってきた服の組み合わせにかなり飽きてきていたので、これで少しは目新しい格好ができる。でも中身を多少変えたところで、今回撮った写真の中の自分はどれもダウンを着て帽子をかぶって、というウォーリーを探せ並にいつも同じ格好なのであった。

さらにぐるぐる歩き回り、ブリュッセル名物の、小用で爆弾の導火線の火を消した王子の像を見学。いわゆる小便小僧。浜松町の駅のホームのあの子とまったく同じ。ちょろちょろと用をたす小僧の像を囲み、世界中から来た人たちが写真を撮っている光景は平和でいい。
ベルギービールを何本か買って部屋に戻り、大きなソファの上でごろごろしながら本読んだりビール飲んだり。極楽。さくらんぼのビールが美味しい!!

夜は近くのお店でムール貝のワイン蒸しとビールとポテト。セロリを敷き詰めて蒸されたムール貝の蒸し汁が、コクがあって美味。バゲットにひたしながら夢中で食べた。チョコレートの計り売り屋さんであれこれ選んで購入し、さらにベルギーワッフルを買い食い。ベルギーワッフルが流行っていたころに食べたことがなかったけれど、おいしいね。

BBCのJust the Two of Usという、男女二人がデュエットして審査員が批評して、視聴者が電話で投票するという、アメリカンアイドルのイギリス版のようなものを見ていたら、なんと!!!サラ・ブライトマンが冴えない男性とペアで出てきた!なんで?なんで?神田聖子やミニミニ長渕みたいな、サラ・ブライトマソというそっくりさんが存在しているのかと思ったけれど、しゃべり方も、あの唯一無二の澄んだ歌声も、サラ本人としか思えない。えええええ?しかも審査員がやたら偉そうに彼らの歌に文句つけてる。ええええええええ?