スタスキー & ハッチ [DVD]

「ナイト・ミュージアム」で、ベン・スティラーオーウェン・ウィルソンが同じ画面にいるとやっぱり楽しいなあ、としみじみ実感し、この作品(もちろん日本未公開DVDスルーの刑)をあわてて鑑賞。この世に数多ある凸凹刑事コンビ(昭和なボキャブラリー)映画のひとつですが、ベン・スティラーの真面目さと狂気のバランスや、オーウェンの何をやってもにじみ出る甘やかなキュートさなど、やはりこの二人じゃなければ出せない小粋な可笑しみにあふれた、ナイスなばか映画でした。オリジナルのドラマは、もうちょっとシリアスなのかしら?
あれ?アニータさんが出てる?と思ったら、かつて私のお気に入り女優NO.1だったジュリエット・ルイスだったのでびっくり。髪型のせいかな。あと、スヌープ・ドッグがいい味わいを出していた。
DVDのおまけ映像で入っている監督・出演者インタビューが非常に凝っていて爆笑。映画を見ていても、現場の楽しそうな空気が伝わってくるかんじだったのだけど、そういう雰囲気を逆手にとった、作りこまれたネガティブな世界が広がっていて、ムズムズするくらい面白かった。