Red Hot Chili Peppers @東京ドーム

一曲目の"Can't Stop"で、すでに鼻血が出そうに。か、かっこよすぎる。本物だよ。レッチリはthe real thingだよ!と感極まりながら歌い踊りくるった二時間。

アンソニーの「二ヶ月遅れになっちゃってごめんネ」という殊勝な第一声にキュン。いいんだよ、アンソニー。わたしも自分が気管支炎になって(まだ治ってない。そして風邪ウィルス第二弾に侵入されてしまった。病膏肓に入る)初めてその苦しさがリアルにわかったよ、アンソニー
"Californication"が始まるのかなー、という雰囲気の旋律でのジョンとFleaの長いセッションに心底感動。あの二人が向き合って自由に気持ちよさそうに音を出しているさまは、神がかり的。そこから"Californication"になだれこんで行くのが失神しそうなほど美しかった。そしてバイザウェイやギブラウェイ(英語の単語を打つのが面倒になってきた)の生音とともに歌い踊る幸せといったら、ちょっとない。
ドームの音響って今までさほど気にしたことはなかったけれど、本気でめちゃくちゃ好きなアーティストのライブだとさすがに、音の微妙なズレ具合が時々気になったりもしました。それでも去年のフジロック(星空の下のレッチリも本当に素晴らしかったけれど)を思えば、足元がドロッドロじゃないし、終わった後の靴がドロドロドロじゃないし、二日連続でバスに座ったまま夜を過ごすこともなくすぐに家に帰れるし、ドーム開催なりの利点もそれなりに。

アンソニー(もうすぐパパに?!)の髪が短くなっていて、かなりぐっと来た。しかし、なまずみたいなヒゲが気になる。「なまず王子」という単語が頭に浮かんだ。ライブのあともずっと、「なまず王子、かっこよかったねー」とうっとりウットリ。