やっと「裸の大将」を観た。子どものころ、花王名人劇場(だったかしら?)で放映されるたびに毎回楽しみにしていて、母とともにゲラゲラ笑って泣いてたあのシリーズが、まさか、まさか、21世紀の今、わたしの最も好きな芸人である塚っちゃん主演でよみがえるとは夢のような話。期待以上の好演だったと思います。やりすぎない程度に、ほのぼのとつかみどころのない山下清像を見事に継承していた。これから何十年も見られるのかと思うと楽しみ。本格的にメタボリックになっていたのが、ちょっと心配(オレは嫁か)。

かなり前に買って放置していた「恋愛地圖」のVCDを鑑賞。邦題は「アバウト・ラブ」だっけ?東京編のチェン・ポーリンくん&伊東美咲編はベタだけど嫌いじゃなかった。台北編は、最初は「わー、深夜に困っているときに加瀬亮がかけつけてくれるなんて最高やね!」とときめいたものの、リズムが悪いというか、クドい。言葉が通じないひと同士の心の触れ合いを丁寧に描きたかったのかな?と暖かい心で考えれば考えられなくもないけど、とにかくクドい。加瀬くんの無駄遣いがもったいない。上海編は、開発前の風情ある町並みがよかった。以上。加瀬クンと塚本くんの中国語が微妙すぎた(たぶん、役柄上ね!)けど、私の中国語もあんな感じなのだろうなあ、としみじみ己を省みて切なくなってしまった。