俺たちフィギュアスケーター

ああ、なんて下品な、なんてばかばかしい映画なのでしょう・・・だいすきだ！もう、一生、バカ映画だけ観ながら暮らしたいよ！途中、笑いすぎてむせてしまい生命の危機を感じたものの、さんざん笑ったおかげで鑑賞後は寿命が３年ほど延びたような気がいたしました。

もとよりウィル・フェレルのビジュアルが苦手（レッチリのチャド・スミスは好きなのに←ウィルとチャドは顔立ちが似ている）なのだけど、彼の笑いのセンスはめちゃくちゃ好きなので、ヘアリーなゆるい体から放たれる暑苦しいワイルドな一匹狼フェロモンビームが大画面に充満するたびにギャー、やめて〜と目を背けたくなりつつ確実に可笑しいので笑わずにはおられず、もはや悔しさすら覚えた。見たくないのに見たい。このジレンマよ。しかしあの追いかけっこは映画史に残るくらいの名場面だったなあ。

劇場でバカ映画を観るなんてとても久しぶりだったので、窓口で「俺たちフィギュアスケーター２枚ください」と言うのがなんとなく気恥ずかしく、友人と押しつけあったあげく、わたしが勇気を出して購入したところ、チケットには「俺フィギ」と書いてあった。なるほど。恥ずかしがりやの淑女は、窓口にて小声で「俺フィギください」と言うのがオススメでぃす。