イングロリアス・バスターズ

さいこう。ザ・フィクション!な痛快さがたまらない。もちろん、あいたた、いたた、いたい痛いそれ絶対イタいて!と画面から目をそらしてしまうことも数回。でもすき!緊張感に満ちた会話の数々に、タランチーノの真骨頂をみた思い。
マイク・マイヤーズを演出するタランティーノ、という現場をすみっこのほうで見てみたかった。そして、ちょっとどこかの回路がプチンと切れた役のときのピットは本当によい。あと、ナチ将校のひと(いっぱいいるけど。カンヌで賞とったひと)が素晴らしかった。自在に言語を操るさまと、ねちーっとした存在感が圧巻。"The Green Hornet"にも出るみたいなんだけど、あんな強烈な役者がミシェル・ゴンドリージェイ・チョウという夢の組み合わせにどういうふうにからむのか、すんごい楽しみ!