脳内ニューヨーク

ところどころでうつらうつらしてしまい、映画のわけがわからない空気感とあいまって心地よかった。フィリップ・シーモア・ホフマンのおかげで、どうにか退屈のギリギリ一歩手前で見ることができたけれど、カウフマンの世界ってもっともっと好きだったはずなのに、今回は置いていかれちゃったかしらん、というきもち。人生において「なにかを待っている。ずっと待ち続けている」感覚については非常に共感をおぼえて、目がぱっちり冴えました。