第四次去台北

marik2010-03-05

ゆるりと起きてぷらっと散歩したあと、鼎泰豊で小龍包、鶏のスープ、空心菜いためなど。甘いものが食べたくなったのでジェイ・チョウさんのデザート屋まで足を伸ばしてみたら、営業時間外だった。ざんねん。中山駅まで移動して、友人イチオシの行列店Melange Cafeに行ってみると、やはりものすごい行列で断念。ワッフルが有名らしいです。

台北之家まで行って珈琲時光で珈琲とケーキ。映画館併設のカフェだし店の名前が候孝賢っぽいと思ったら、メニューにも候孝賢の作品名がついたものがずらっと並んでいた。かなり落ち着く素敵なカフェで黙々と読書。しあわせ。カフェの横のおしゃれ雑貨屋で、パパブブレの台湾限定と思われるとってもかわいいアメちゃんを入手。

予約の時間になったのでグランドフォルモサリージェントの中の沐蘭スパへ。台北でスパといえば雲天芳泉!と思っていたのだけれど、たまには別のスパも試してみようかと思ってお邪魔したところ、あっさりとナンバー1の座がくつがえってしまった。沐蘭スパ、最強です。広くゴージャスな個室で、まずはシャワーをあびたあとに窓際の低反発ベッドでごろんとしながらしばしリラックス。"Traveler's Perk"というマッサージとトマト・マスクというフェィシャルで夢心地。3時間ちかい施術が終わって起きると、部屋の中央にある大きなバスタブに花びらが浮かぶ湯がはられ、食事が用意されていた。セレブリティって、お風呂に入りながらご飯たべるのかなー、とぼんやり考えながら、ゆらゆらと湯にゆられながらお食事タイム。なんか面白かった。

ぴかぴかのしあわせ気分でホテルを出ながら、うっかりブラックベリーを見たら急ぎの仕事の連絡が入っていてバック・トゥ・現実。もう、二度と、旅先にブラックベリーは持っていくまいと心に誓う。

ホテルに戻ってMと待ちあわせて永康街へ。タクシーのなかから「ほら、キミのジェイ・チョウの『パンダマン』だよ!」と、ドラマ「熊猫人」のプロモーションをしているアートエリアの一角を教えてもらった。パンダマン・・・ジェイたん・・・。永康街では閉店してしまった冰館のまえを通りがかり、ああやっぱり本当に閉まってるんだー、と悲しみに暮れた。あの美味しいかき氷がもう食べられないなんて!!!

夜ご飯は、「地元のひとと一緒じゃないと絶対に注文ができないような超ローカルなお店がいい」という私のリクエストで、お洒落げな台湾料理のお店へ。入り口で食材を見ながら一気にオーダーする形式で、たしかに旅行者には難易度が高い。豚足料理だけは阻止。角煮や牡蠣の炒め物がとても美味しかった。

國父紀念館のほうまで戻って、ランタン・フェスティバルへ。前日、駅構内に「ランタン・フェスティバルの会場はこっち」という案内板が出ていたし人出も妙に多かったのだけど、旧正月のときの看板がまだ残っているのかな、としか思っていなかったところ、まだちゃんと開催中だった。学生たちが作った虎モチーフのランタンがたーくさん並んでいてほほえましい。あと、台北花博のプロモーションの一環らしく、レーザー光線と音楽と噴水と花の香りのショーが行われていたりして、とても楽しかった。歩いていると、あちこちに仕掛けられた花のかおりが漂ってくるのがいいかんじ。超アロマテラピー

市政府の建物にはプロジェクタで映像が映し出されていて、シンプルな建物がにぎやかなデザインの建物に様変わりしていた。市政府の前にもランタンがずらり。中国の昔話(桃源なんとか。浦島太郎と似た話だった)となぜかオズの魔法使いのストーリーをなぞったランタンがあった。お金持ちのお寺がスポンサーとのこと。

信義エリアのほうまで歩き、Barcodeへ行ったものの、あまりにも騒々しすぎて一杯で退散。たぶんシャングリラの近くだと思うんだけど、そこらへんのエリアにあるバーへ。ものすごくたくさんの種類のウイスキーが置いてあって、とても雰囲気のよいお店で延々と飲酒。