バンコク三日目

marik2010-09-02

素敵朝ごはん二日目。エッグベネディクトまであってシアワセ。あと、日替わりのスムージーがめちゃくちゃ美味。
船で対岸ニ渡り、駅に向かって歩いていると、すごく見覚えのあるデパートが。このロビンソンデパート、昔きたことある!
地下のスーパーをうろうろしていたら水がほしくなり、ペットボトル1本を持ってレジにならんでいたら、カートにたくさん商品を乗せて前に並んでいたおじさんが「買うものは一つだけなの?それなら前にどうぞ」的なタイ語で話しかけてくれたっぽくて、道をあけてくれたので、にっこり御礼を言って前に行ったら、こんどはその前に買い物カゴを持って並んでいたおばさんが「買うものは一つだけなの?それなら前にどうぞ」的なタイ語で話しかけてくれたっぽくて道をあけてくれたので、さらににっこり御礼を言って前に。会計のあとにおばさんに再びコップンカーと言って去ったんだけど、旅先でのこういうやさしさ体験ってうれしいね。彼らの心のゆとり、見習わなければ。

サバーン・タークシーン駅まで行ってBTSに乗車。サイアム駅で乗り換えのとき、間違って逆方向に乗ってしまった。次の駅で降りて親に平謝りで逆方向に乗り換え。チットロムで下車してエラワン・ブームへ。ここにお参りにきてお願いごとが叶ったひとがお礼に依頼するという舞踊がちょうどとり行われていて(いる間に何度も行われていた)素敵。境内でお線香とお花を買って、周りの人たちを見よう見まねでおのおのお参り。エッジィな格好をした若者なども熱心に祈っていたりして、信仰がじつに自然に地元のひとたちに浸透していて素敵だとあらためて思う。

伊勢丹まで向かう途中にある、暴動で焼け落ちたショッピングセンタのあとが生々しく残っているのが見えた。ううむ。ちょっと前に営業再開したばかりの伊勢丹でちょろちょろショッピング。 伊勢丹から乗ったタクシーのドライバーと父が妙に意気投合して、今すぐクロコダイル・ファームに行こう!みたいなノリになっていたのであわてて"NO!!"と制止。油断ならない。

ホテルに戻り、母娘はハイティ、父は近所のタイマッサージ屋へ。ペニンシュラ香港のあの行列のできるハイティとは異なり、人は少なめ。トラディショナルとナチュラリーをひとつずつとって、南国の明るい景色を眺めながらトリオのジャズを聞きつつ、おいしい甘いものやしょっぱいものを堪能。全部は食べきれないのでお部屋にお持ち帰り。(そして、後から食べようと楽しみにしていたマカロンは父にさっくり食べられた。油断ならない)。
同僚の知り合いがこのホテルのスタッフで、今回の滞在でもいろいろと心くばりをしていただいたので、館内電話で呼び出してもらい、とてもキュートなタイ女子にご挨拶と御礼。

仕事でどうしても休暇中のタイミングで出さなきゃいけないレポートがあり、せめて楽しく働こうと水着に着替えてラップトップをもってプールサイドへ。子どものころに憧れていたキャリアウーマンって、きっとこういうことなのよ!と自分を励ましながら、屋根つきの東屋チックな素敵な場所でピニャコラーダをすすりつつ黙々と仕事。となりで母は、私がバンコクへの道中で読んでめちゃくちゃ面白かったので母にゆずった『有頂天家族』を読んでいた。あの小説ほんと好き!実写化してほしい。

ひと仕事を終え、開放感に満たされながらそのままプールに飛び込むのもなかなか楽しいきもち。細長いプールでぷかーぷかーと泳ぎたおしたりジャグジーに入ったり、本よんだりで夕刻までのんびり。

滞在中に一度はタイすきを食べたいともくろんでいたところ、朝ロビンソンデパートの前を通ったときに、地下にMKの店舗が入っていたのを発見したので、夕ご飯は川を渡ってロビンソンへふたたび。MKに行くのもすごいひさしぶり。エバラ焼肉のたれに辛味をたくさん付け足した的な味のたれがたっぷり入った容器が、鍋を食べ終わるころにはほとんど空になるのだからどれだけ塩分を摂取してしまっているのだろうかと空恐ろしくもなるけれど、やっぱり美味しい!緑の麺で〆て美味なる鍋の宴終了。