イップ・マン 葉問2

映画がはじまってわりとすぐ、やだー、ちょっとー、すんごいハンサム出てきたー!!と思ったら黄暁明だった。シャオミン出てたのね!眼福!もちろんヤムヤムにもときめいたものの、前作からの流れでああいう状態になっているというのはやるせない。
近年のサモハンの、画面に出てきたときの圧の強さが尋常じゃない。しかもあの動きの素晴らしさ。泣かせるよねサモハン。サモハンの息子役のぽっちゃり君(年齢不詳)がかわいくて、シリアスな場面でもついつい彼に目が行ってニコニコしてしまった。

師夫が中華の誇りをかけて西洋人と対決する!という『霍元甲』や『蘇乞兒』と同じ雛形だけど、胸の熱くなり度は本作がベスト!戦いのあとの高潔なせりふもしびれた。
葉問さん、なんてすばらしい人物なんだろう!と非常に感銘をうけ、その人となりに興味を持ちWikiってみたら、香港で道場を開いた経緯のなかにopium addict云々と書いてあってちょっぴり衝撃。中国語版には、わたしが読解できるかぎりではその記述はなし。ふむ。日本語版のウィキにいたっては、葉問さんご本人の項目が無かった。あと、彼を題材にした映画の情報のなかで、トニー・レオン主演でウォン・カーウァイが進めている企画は"development hell"に陥っている、と書かれてあってウケた。完成するのかな?