glee グリー・ザ・コンサート3Dムービー

映画館に行ったの、ものっすごーーく久しぶり!7月ごろに『メタルヘッド』か、チャン・グンソク祭にて『赤ちゃんと僕』を観て以来。
そして久しぶりな映画観賞のわりにはこれは映画作品と呼べるのかどうか微妙なんだけど、"glee"のメンバーがドラマの中で歌い踊った歌をライブで歌い踊る模様を3D上映するというもの。相変わらず3Dの必要性と歓びがまった理解できないものの、gleekにとってはそれなりにウキウキする映像作品でした。5月にイギリスに行ったとき何かの雑誌を読んでたら、もうすぐgleeのライブをロンドンでやるよ!という記事があって、ちょう行きたい!観たい!と打ち震えていたので、映像でそのライブの一部を観られたのはとても嬉しかったです。
しかしながら、全編コンサートの映像&舞台裏を満喫できると思いきや、音楽の流れを断ち切るような、gleeで勇気づけられました!というファンのドキュメンタリが数人分くらい入るのが、なんというか、いい話だし見せてもらってよかったと思うけれど、それは、ちょっと、テレビのドキュメンタリとかで別の作品として作ったほうがいいよね?と思いました。同じく何度か挿入される東洋系の子供がThe Warblersの制服を着て歌い踊る映像も、微笑ましいんだけど、そういうのは見たければYoutubeで見るから、今は結構です、という気分に。なんか、gleeってほんと勇気でるいい作品だけど、一番すきなのはシニカルでアイロニックな目線なので、なんかちょっと作品のトーンとそぐわない微笑ましさと深イイ話風の演出が微妙だという感想です。
それにしても大好きなマイク・チャンのダンスが3Dで見られるのは素敵!マイクの動きが速すぎて、視線がなかなか追いつかない!あと、レイチェルがアップになるときだけやたらと立体感が強調され(気のせい?)るようで、なんだかお腹いっぱい。音楽はシーズン2での歌が多かったのかな。シーズン2は途中までしか見てないので、そんな歌あったんだ?という場面が結構あった。
グウィネス・パルトロウが"Hola!"って出てきたところが一番おもしろかったかな。どうせならドラマでやってた、あの、グウィネスがものすごくがんばってる感満載のCHICAGOの歌を歌ってほしかった。やっぱり見ながら大声で一緒に歌いたくなる。ケイティ・ペリーの"Firework"あたりが特にむずむずしてしまった!。そして、カートの愛らしさが3Dだと非常に際立っていて、すっかり虜。カートのあの気高さとまろやかな歌声が、もうほんと大好き!
まあ、それなりに楽しかったけど、やっぱり生でこのコンサートは見たいよね、という結論に。日本にも来ないかなー。来て!!