日曜日は代々木公園でタイフェス。金曜の夕方に準備中の会場の前をとおったとき、ドリアンをがしがし割って中身を取り出す作業が繰り広げられていて香りが辺りに充満し、もう、その場でお金だして50個くらい買い取りたいほどにドリアン食べたいモードだったので、ようやく食べられて非常に満足。とろっとろ!

公園から原宿の駅に向かおうとしたら、人が多すぎてまったく前に進めない事態に。人の波が動く気配がなく、遠回りしようと思ったら駅のほうの歩道橋上でも人がストップしているのが見えて、どの方向から攻めても駅に入れなさそうな気配。これはもう渋谷まで行ったほうが早いかもしれないね、と渋谷までダッシュ。さらに山手線で新宿についてからまた走って埼京線ホームに行ったらホーム間違ってて乗り遅れ、別のホームに走って別の路線にどうにか乗り込み、どうにか赤羽まで。そして赤羽からさらに電車を乗り継ぎ。果てしない旅路。さいたまスーパーアリーナに行くのってちょう久しぶり(もしかしたらPRIDEの桜庭VSシウバ戦以来かも)なんだけど、こんなにも遠かったっけ?
どうにか開演時刻17:00ジャストに会場に入ると、すでにLady Gaga様が歌い踊っていて、クライマックスくらいの勢いで盛り上がっていた・・・意味がわからない!17:00開演なのに?我々のチケットだけ印刷ミス?のちにツイッタで見たところ、定刻の6、7分前にライブが始まったとのこと。定刻前にコンサートが始まるなんて現象、初めて聞いた。そしてそれが自分が参加するライブだなんて!ラオス航空なみのフライング。一曲目がHighway Unicornだったらしく、あの曲だいすきだからすっごい残念。

ということでガガちゃんからナゾの先制パンチをくらい、なんとなく首をかしげながらもBorn This Wayが始まったので気を取り直す。香港のノリでもっとゆっくりめに会場を目指していたら、この歌すら聞き逃すところだった。

昔からどんな場所にも自分がなじめないような気がしていて、今だにその感覚はあるけれど、ステージの上だけは自分の居場所だと思えるYO、と言ってピアノ弾きながら歌いはじめた"Hair"で、わたしの中のガラスの十代的なナイーブな魂を鷲掴みにされてしまい、じわっと泣けた。あと、この曲だったかYou and Iだったかで日の丸をはためかせながら歌っているのも涙でた。

中華芸能の演唱會に慣れてしまうとコンサートにおける多少の凝った演出には驚かなくなるけれど、アルバムジャケットの人面バイク仕様での登場と、生肉ドレスから犬神家状態でミンチになるところはさすが!いいもの見せていただきました。アンコールのEdge of Gloryの圧倒的な歌声が素晴らしかった。