2012台湾&欧州 二日目:台北→パリ

marik2012-07-15

朝からいきなり行天宮の痛快!ウキウキ占い通りへ。この横丁で占いするのは3回目くらいだけど、まあ、ananの半期ごとの占い特集をついついチェックしてしまうあの感覚ですね。占い師のおじさんの北京語をおばさんが日本語に通訳するスタイルで、「はい、恋愛運きたよー」「来年モテモテよー。モテ期くるよー」と淡々とおっしゃるのがおもしろかった。母は体の具合のわるい部分がどうも当たっていないようではあったけれど、まあ、悪くないかんじの内容でさくっと終了。

とにかく暑くて5分と歩いていられず、タクシーで忠孝敦化の度小月へ。擔仔麺や海老の揚げたん、野菜と貝柱蒸しなどで腹ごなし。擔仔麺あいかわらず美味!M氏から聞いたところによると、昨年永康街に再オープンしたマンゴーかき氷屋が忠孝東路に移転し、永康街の以前の店舗があった場所には別のlook-alikeなかき氷屋ができているとのこと。ということはその新店舗、度小月から歩いて行かれるじゃない?ヤホー!行列できてるからすぐに分かるよ、と言われていたとおり、國父記念館駅方面に歩いていると、icemonsterの看板と行列をすぐに発見。テイクアウトだとほとんど並ばないので、巨大などんぶりサイズの容器にマンゴーかき氷を入れてもらい、暑い中食べ歩き。なんたる美味!このお店、昔は別の場所で夫婦でやってたんだけど、離婚して財産問題でもめた挙句に閉店して、また再オープンして、それからこっちに移転したんだよ、と私が説明していると、外国のかき氷屋の家庭事情までよく知ってるね、と母がウケていた。たしかに。いらん知識にもほどがあるよね。

美味なるかき氷に満足したところでタクシーでシャングリラへ戻ると、荷物をまとめてチェックアウト。荷物は夜まで預かってもらうことにして最上階のスパへ!あいかわらず私のなかで暫定世界一のスパ、雲天芳泉。スウィディッシュ・マッサーヅで至福のひととき。別室でアロママッサージを受けてほんわかした面持ちで戻ってきた母と合流し、タクシーで紫藤廬へ。台北で一番好きなお茶処。茶梅をお茶請けに金萱茶を飲みながら畳のうえでくつろぎ。あちこちに生けてあるお花が、よく見るとちゃんと剣山を使っていたりして日本チックで素敵。

長い時間だらだらしたあと、お店を出て公館近辺を軽く散策し、タクシーで明月湯包へ。ここ、一度いってみたかったのです。小龍包うまい!しらすの炒飯うまい!鶏肉のスープうまい!蝦餃子うまい!そういえば香港の蝦餃と台湾の蝦餃子は似て異なるものなのだよなあ、と台湾で蝦餃子を頼むたびに毎回思い出すんだけど、すぐ忘れちゃう。明月湯包かなりの名店。今後は台北で小龍包たべるときはここ一択で良いかも。

前日の夜市が若干不完全燃焼だったのと、ここから通化街夜市は近いような気がしたので、お店のひとに聞いたら、店を出て左に行くといいよ、と言うので、食後の散歩。しばらく歩いていると、見覚えのある痛快!ウキウキペットショップ通りにさしかかった。愛らしすぎる子猫たちにキャアキャアいいつつ歩いていると、夜市入口に到着。「そうそう、天達さんがレポートしてたのこういうところ」と母ご満悦。なぜそんなに天達推しなのか。

お腹がいっぱいなので食べ物には手を出せないけれど、カジュアルなワンピースが欲しいと母がご所望なので、夜市沿いのギャルギャルしい洋服屋さんを一軒一軒チェック。さすがにいずれもギャルギャルしすぎるかな。昔、父が台湾に行くとなぜかよく洋服を買ってきてくれたのだけど、夜市だいすきっ子の父ゆれ、おそらくこういうところで買ってきてくれてたのだなとふと思い当たる。マンゴージュースを買って飲み歩きながら、ホテルに戻ることに。
さくっとタクシーに乗ってもいいんだけど、ホテルまで歩いて帰れない距離ではない。とはいえつい10日ほど前まで寝こんでいて、近所の散歩すらほとんどしていない母には厳しいかも・・・と思っていたら、本人から歩きたい発言。のんびりゆっくりとシャングリラまで散歩。方向はなんとなくわかるんだけど、詳細地図が無いので勘を頼りに歩いていたら20分くらいでなんとなく到着。よかったよかった。

荷物をピックアップしてタクシーで桃園空港へ。一日さんざん遊び倒したあとの十数時間のフライトがビジネスだと思うと気分が超ラク!チェックイン後、エバーのラウンジでシャワー浴びてすっきり。ビール飲んでだらだらしているしているうちに搭乗時間となり機内へ。このフライトはキティは不在。はじめてドンペリ飲んだ。普通。アメニティがブルガリなのがうれしい。