北米・南米シリーズ2012 Day 17: プエルト・イグアス

朝食がっつり食べたあと、公園に出て、園内移動用のトロッコ列車みたいなのに乗車。森の中をとことこと列車に揺られるのは最高に気持ちがいい!悪魔の喉笛の最寄駅(ってすごいフレーズ)で降りて散策。蝶が雪のようにみっしりと舞っているなかなかドリーミーな光景が見られたり。のちのち滝になるいくつもの川を超えるような形で遊歩道が作られていて、なまずっぽい魚などが生息しているのが見えた。そして道行くひとたちや自分にも頭や手や肩に蝶がやたらと止まっていて非常にファンシー。

炎天下をひたすら歩き、ブラジル側では下のほうから眺めた悪魔の喉笛を、今度は滝がちょうど流れ落ちるポイントから見ることに。半端ない。
むかし、デ・ニーロが出ていた『ミッション』という映画で十字架につけられた神父が滝に流されるシーンがあってかなりの衝撃を受けたのだったけれど、それを撮影したのがまさにこのイグアスの滝だったと今回はじめて知った次第。この滝でよくぞ・・・。
虹がダブルで出ているのが美しい(左上のプロフィールの写真とか)。滝やら虹やらひたすら夢中で写真を撮り続け、水の勢いに茫然とし続け、イグアス満喫。

列車に乗る前に売店でコーラ飲みながら休憩しているとでっかいトカゲがふつうに散歩していたり、ハナグマがうろうろしていたりでカオス。
滝のところで写真を撮ってもらった関西からの観光客のおばさまたちと列車でちょうど一緒になり、飴ちゃんもらっておしゃべり。このあとはマチュピチュに行くそう。イグアスはさすがに日本人観光客が多くてなんだかほっとする。
終点の公園入口まで行って、土産物屋をなんとなく見ていたら天然石のネックレスが可愛かったので買ったものの、首にかけるには異常に重いことに後々気づいた。
ふたたびトロッコ乗車。青い空をぼーっと見ながら、なんて自由なんだ、なんて遠いところにきたんだ、としみじみ。渋谷できりきりと働いていた日々は遠くなりにけり。半年前までは、自分がこうして地球の裏側にいるなんて想像もしていなかった。

ホテルの最寄駅でおりて、lower trailをぷらぷらと歩き、小さい滝をちょろちょろと眺める。モーターボートに乗って滝につっこむアトラクションに乗るつもりで水着も持ってきていたのに、乗り場を探して歩きまわる体力もなくなり断念。
部屋に戻ると、尋常じゃない日焼けをしていることに気づく。ノースリーブのワンピースに一切日焼け止めなしで炎天下を歩くのはダメ絶対!そして変わったストラップのビルケンのサンダルを履いていたので足が変な模様で日焼けしている。ノーーー!!滝を眺めながらまた夕暮れまでベランダでだらだらし、部屋でだらだらとお酒を飲んだりごはん食べたりするしあわせ。