ルビー・スパークス

もはやおとぎ話に近い設定ながらも描かれているのは恋愛におけるリアルすぎる理想と現実で、主役&脚本のゾーイ・カザンの才能に震えました。エリア・カザンの血おそるべし。前半でのポール・ダノ君のキャラクタが、少しだけ昔のウッディ・アレンを想起させるかんじ。
ルビーがキッチンで急にフランス語をしゃべりだすシーンの台詞が全部理解できたので、おお、フランス語意外と衰えてない!とちょっとうれしかったんだけど、よく考えたらそんなにたいしたことは話してなかった。