色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年と、ふなっしー

marik2013-04-12


夢がかなった!生ふなっしーに会って、目の前でヒャッハーされたり梨汁ブシャーってされた!あの跳躍力、間近で見るとほんとびっくりする。
最近お風呂に入ったのか脱皮したのか、ぴかぴかだったのが意外でした。かわいかったなっしー。狂気の自作テーマソングもちょろっと口ずさんでくれて嬉しかった。ふなっしーを見ていると微笑みが止まらない。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年


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そしてふなっしー登場を待つあいだに村上春樹の新作を読むしあわせといったら!村上さんの新しい小説を読むときはいつも、久しぶりのアイススケートに来たような気持ちで、最初は滑り方が思い出せなくて、あれ?あれ?とこけそうになるんだけど、ひとたび滑り出すと永遠にそのリンクで滑り続けていたいぐらいに心地よい世界にひたれるものですが、今回もそれは変わらず。喪失感やその他もろもろ、村上さんのいつものやつ、というかんじ。読んでみるとこのタイトルが完全に腑に落ちるのが面白い。ちょうどいい重量の小説で読み始めたら止まらなくなってしまい、あっという間に読み終わっちゃってちょっとさびしい。登場人物の名前にクセがあって、各国の翻訳家はそれぞれの名前が出てきたときにちょっとだけ工夫をしなきゃいけないような気がするので、それぞれどう処理するのか興味深い。