ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち


スクリーンにほんの一瞬ちらっと現れるだけで「あ、いまサミュエルLジャクソンがいた」と認識できるサミュエルLジャクソンの顔面力。ジュディ・デンチお姉様がちょろっと出てくるのが嬉しかった。そしてルパート・エヴェレットの若かりしころの麗しさがもうどこにも残っていない寂寥感。まったくいいところを見せられないクリス・オダウド。テレンス・スタンプは正義!
というかんじでさりげなくも豪華な役者がそろっていましたが、子どもたちが最高。ティム・バートンの映画に出てくる子どもたちの面構えが昔からずっと好きなので、今回もいい味わいの顔立ちの子どもが特殊能力とともにわらわら出てくるので楽しかったです。
各自が持っている能力を生かして戦うクライマックスが、「誰にでも居場所はある」感に満ちていて幸せな気持ちになる。頭にデカい口がある女の子とめっちゃ力持ちの女の子が特にお気に入り。戦闘力としては、双子が何気に最強なのでは。
ラストの方の、時間切れでバタバタと店じまいしましたかのような雑さにちょっとびっくりした。一瞬、続編があるのかな?って思っちゃった。