ラ・ラ・ランド


オープニングが最高な映画ベスト10に速攻ランクイン。ザ・ミュージカル!な群舞が放つ多幸感に泣けちゃう。ブロードウェイで上演してほしいなー。舞台化するのにちょうどいい規模感の作品なのでは。撮影が行われたハイウェイって『スピード』で建設途中だったあのハイウェイなんだよー、とLAに住んでた友だちに教えてもらって、なんかテンションあがった。

監督の若さゆえの勢い、薄さ、フレッシュさ、粗さが入り混じってはいますが、オープニングの高揚感にうまく乗せられて最後まで楽しく見られたし、ラスト間際のshoulda, woulda, couldaな世界の描写はホロっとしました。

アカデミー賞の冒頭で、『ラ・ラ・ランド』がノミネートされてる数(14部門)と監督の年齢はちょうど同じです」「今夜は彼にとって大事な夜なんです。今夜の結果次第でどこでも行きたい大学に進学できるので」というジミー・キンメルのトークに笑ってしまった。"Jimmy Kimmel Live"におけるマット・デイモンとの積年のいがみあいが大好きなので、今年のオスカーの舞台でマットいじりがたっぷり見られて超楽しかった!

映画本編を観るまえに、オスカーでの騒動をネタにしたジェームズ・コーデンの替え歌↓を見てしまっていたので、この場面にさしかかったとき、けっこう感動するシークエンスなのに思い出し笑いしちゃって台無し!ひどい!でもやっぱりおもしろい!ムーンライトをさらっとディスってるのもヤバい。


そして映画を観たあとに今年のゴールデン・グローブ賞のオープニング映像を見るとさらに楽しい!映画冒頭のわくわく感と、ゴールデングローブ賞の華やかさとのケミストリーが素晴らしい。トラボルタの決めポーズやストームトルーパーの登場、MR.ROBOTのエリオット(ラップトップ持って出てくる人)からのゲーム・オブ・スローンズのジョン・スノウ(車のなかで目を閉じてる男子。ジョン・スノウ大好き!!!)の流れにめっちゃ興奮する。ゴールデングローブ賞でもオスカーでもオープニングでおいしいところを持って行ったジャスティン・ティンバーレイクが何気に今年の賞レースの一番の勝者なのでは。