COLDPLAY: A Head Full of Dreams Tour @ Tokyo Dome


ちょっと、もう、信じられないくらい楽しくて幸せな音楽の時間だった!!! Coldplayのメロディアスでドラマティックで優しく力強い歌にどっぷりと浸かり、美しい光のなかで一緒に歌い踊る心地よさといったら!!ドーパミン分泌まつり。

入場時に配られた透明なリストバンドが、演奏に合わせて勝手にいろんな発色や輝き方をするので、観客ひとりひとりが舞台効果の一部になれるという一体感も至福のひとときでした。4万5千人分の光がうごめく会場の美しさはただただ圧巻。東京ドームクラスの大規模ライブの参戦って久々だったんけど、こういう演出って最近はよくあるのかしら?生身の人間(=梨皮を身にまとっていない)のライブもかなり久しぶりだったので、「さぞ暑かろうに。。。中にちゃんと風は届いているだろうか。。。お水はちゃんと飲めてるなっしー?」と15分おきくらいに心配しなくてよいのが新鮮だった。

ゴージャスな演出もさることながら、クリス・マーティンのいいひとオーラとメンバーの真摯な姿勢も素敵だった。アリーナの一番後ろに設置した小さなステージで4人で身を寄せあって"In My Place"など演奏したのとか、なんともじーんとした。
そしてあらためてほんと名曲ぞろいだなーと1曲1曲ごとに感動。

アルバムでは普通〜という印象だったけど生で聴いたらすごくよかったのが”Everglow”。歌うまえに「みんな、仕事のあと電車でここまで来るの大変だったでしょ。ありがとう。今日、この場では善きことだけを考えよう。この歌を東京のために。この歌をシリアのひとたちのために」みたいなことをクリスが言ってピアノで弾きかたりをはじめ、モハメド・アリのスピーチ映像で終わる一連の流れがとても胸に響いた。
”A Sky Full of Stars”は聴くたびにくるくると回りながらずっとずっと遠くまで高く高く飛んで行かれそうな気持ちになる大大大大大大好きな歌で、生歌を聴きながら眺める満点の星のごとくドーム中を埋め尽くす無数の小さな灯りはまさにsuch a heavenly view。マジで天に召されそうだった。

去年のスーパーボウルのハーフタイムショー映像がお気に入りなのでよく見てるんだけど、昨日のライブの余韻の中で見るとあの興奮がよみがえってたまらない。ごきげんで会場を温めたところでビヨン子とブルーノ・マーズ君のヤンキー対決にまきこまれて静かに気配を消すクリス・マーティンがいつ見てもほほえましい。

NFLのコンテンツってブログに貼り付けても再生できないのかー。

仕方ないので、そのハーフタイムショーに向かう体のCarpoolカリオキを。クリスの小芝居やブルース・スプリングスティーンミック・ジャガーの物まねが楽しい!