I love Montreal in July 1日目: 到着早々の強烈アクシデント

ついに!モントリオールへの直行便が就航!たった12時間でボーイフレンドに会いに行かれるなんて、めっちゃ便利!東京からモントリオールまで直行できるという概念に慣れてなさすぎて、バンクーバー行きのエアカナダ便のファイナルコールを呼びかけてるスタッフの声に、自分が乗る便だと勘違いして慌ててしまい、ぜんぜん違うゲートに走って行きそうになった。落ち着いて!
機内映画でバーフバリ(Conclusion)の完全版を観ることができてめっちゃハッピー。あと、水のペットボトルがカチカチに凍っていてウケた。

いつものことながら機内ではほぼ眠れず、ぼーっとしたままトルドー空港に到着し、Iと合流。
キャッキャうふふしながら家に向かうも、途中で大渋滞。車がまったく動かなくなり、夢中で話し込んでいると、突然ものすごい衝撃が車を襲う。地震?!え?!なに?!と呆然としていると、周りの車は何事もない様子。大丈夫?大丈夫?と互いの無事を確かめ合ううちに状況を把握。後ろの車がなぜかいきなり発進してしまい、ぶつかってきた模様。Iが車を降りて後ろの車の運転手と何やら話しているうちに周囲の車が動き始めたので、とりあえず近くの駐車場に二台とも移動。
後ろの運転手は若い男子でかなり動揺していて、Iが穏やかになだめながら話し合いをしていた。Iの車はうっすらと線が入っているぐらいだったけど、車と車がぶつかるのって本当にすごい衝撃なのね。
サクッと話がつき、再び家路に向かう。大ごとにならず、誰も怪我していなくてよかった。

今回のモントリオール訪問の1ヶ月ほど前に、Iとチャットでナスカの地上絵の話をしているうちに、「あ、南米にものすごく行きたくなってきた!チケット探そうかな」とIが言いはじめたのを聞き流していたところ、翌朝起きると「南米いきのチケット取っちゃったよ!来週から行ってくるー」とメッセージが入っていて、この人は本当にわたしと同じ種類の人間だなあとしみじみ。
そんなこんなで3週間ほどの南米周遊から戻ってきたばかりだったI。旅の間ずっと、行く先々からの映像や写真とチャットで一緒に旅行しているような感覚で過ごしていて、そのほとんどは私が今まで行ったことがある場所だったのだけれど、夜遅くまで出歩いたり、めっちゃ長時間&長距離のバスに連続して乗り続ける無茶なIがときどき心配になっていた親心。しかし、まさか、南米ではなくカナダで一緒に事故に遭うとは予想外だった。

どうにかIの新居に到着。前の部屋からの眺めが大好きだったんだけど、新しい部屋からの景色も穏やかで美しくて、部屋も快適。
今回のお土産で一番ウケたのが、ユニクロで出ていたキャプテン翼のTシャツ。子どものころモロッコで毎週みていたそうで、アラビア語圏でのタイトルはCaptain Majid(Majidはアラビア語圏でよくある男の子の名前らしい)。
晩御飯はなにがいい?と問われ、あの、レバノンの魚料理のお店がいい!と即答。いそいそとお出かけ。
お花が綺麗な季節。紫陽花っぽい。

懐かしのお気に入りエリアに到着し、レストランでお魚をあれこれ眺めながら、結局前回と同じ物をオーダー。ああ、めっちゃ美味しい!

大好きなフルーツマーケットやスーパーをぷらぷらしていると、平べったい桃を発見。これ一度食べてみたかったの!
家に帰って桃で晩酌。しあわせ。

カメラを止めるな!

あれだよね、何を言ってもネタバレになりそうだから、あまり触れちゃいけないやつなんだよね。とにかく、観てよかった!とってもよかった!という思いだけど記しておきます。エンドロールは泣けちゃった。なんかこう、ある種の人たちが得ることができる幸福感を一緒に体感させてもらっているような、そういう気持ちの良さがぐいぐい伝わってきて泣けた。ポン!

アメリカ出張終了!

英語が母語じゃないのは私だけ、というなかなかヘビーな環境で二週間の米国出張をへろへろになりながら完遂。西の方にある本社の尋常じゃないスケールの大きさに感動しまくったり、マンハッタンの超絶おしゃれなオフィスでニューヨーカーに囲まれて働くという、十代の頃の夢がほのかに実現したりで、平成最後の夏のよき思い出。

LAで乗り継ぎの際、express connectionというクーポン的なものを入手することができ、税関などさくっと通過できて至極便利だった。

西の方では通勤はUber利用で、毎日いろんなドライバーと話が弾んで楽しかった。ほんと使い勝手がいいし、今さらだけどUber最高!って思った。
西からニューヨークに直行便で移動する予定が、AAのフライトだけ欠航になり、そこからの代替便のアレンジの二転三転ぶりがほんっとにストレスフルで、気づけばフェニックスまで飛ばされ、もともと朝7時到着予定が夜9時にJFKにようやく着いたら着いたでブリッジ故障でなかなか飛行機から降りられず、もう本当に疲れたよ。。。今後北米大陸ワンワールド系で移動する場合は、アラスカ航空にしようかな。
今回ニューヨークで今さらながらにハマったのがJoe’s Pizza。毎日食べても全然飽きない。仕事帰りにピザ買って公園の芝生の上できゃっきゃ言いながら食べたりする時間最高だった。あと、Milk Barのクラックパイもほぼ毎日食べてて、最終日に出張組でNYオフィスのチームに差し入れして皆のダイエットを阻害してみたり。

チャイナタウンのJoe’s Shanghaiも百万年ぶりに行って懐かしかった。

仕事でへとへとになったあとブルックリン・ハイツまで行って夜景に見とれて、そのままブルックリン・ブリッジを歩いてマンハッタンに戻ってきて余計つかれたけどリフレッシュ。

そしてセントラルパークを蛍が無造作にぶんぶん飛び回っているのを初めて目の当たりにしてめっちゃ興奮してしまった。

5月にNYに一晩だけ立ち寄ったときは、あの賑やかさを楽しむ時代は私の中では終わったかな、と思ったけど、今回じっくり滞在したらやっぱりときめきは継続していた。

帰りの飛行機で三度目のインフィニティ・ウォーを観て再々度サノスにイラッとしまくったけれど、マンハッタンが出てくるシーンは、さっき通った橋だー!と一人で盛り上がってた。

あと、シャーリーズ・セロンの”Tully”がめちゃくちゃ良かった!

灼熱のモントリオール

今年3度目のモントリオールへ行ってきました。初めて行った1月の豪雪地帯と同じ街とは信じがたい、連日30度超えの熱帯。暑いけど、夏景色のモントリオールの美しさや開放感といったら!
花火やビーチも満喫の、愉快な夏デートの巻でした。


先月就航したばかりの成田からの直行便もめちゃくちゃ楽ちんで、天国がさらに近くなってハッピーなことこの上ない。
例によってずーっと時差ボケに苦しみ続けたのだけど、本日成田に着いたら今週末から急遽アメリカ出張に行くよう連絡があり、まさかの北米タイムゾーンにあと数日で戻ることに。日付変更線との戦いがまだまだ続く。。。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

ちゃんとそこそこ面白くて安堵!最近のスターウォーズ系列では一番明るくて、ザ・冒険活劇!というムードが好きでした。ミレニアム・ファルコンがまだ新車感あるのがわくわくした。
ドナルド・グローヴァーのランド・カルリジアンが色っぽくて最高!そしてドナルド・グローヴァーポール・ベタニー様はマーベルもスターウォーズも制覇していていいなあ。
そしてカリーシ(エミリア・クラーク)がスターウォーズの世界にいるのも心躍る眺めでした。ドラカリス!

デッドプール 2 / 30年目の同窓会 / 万引き家族

めちゃくちゃ正しい映画だった!いろんな角度の差別をゴリゴリ削りとってやろうという意気込みが素晴らしい。
あと、インフィニティ・ウォーで地の底まで落ちたジョシュ・ブローリンの好感度が再びググッと浮上する作品でしたね。
唯一、忽那汐里ちゃんの使い方が勿体ないなー、と思ったんだけど、この映画を観た翌日に会社で海外とのTV会議に出た際に議題そのものがまったく理解できず、まさにああいう感じで挨拶とずっとニコニコしてるだけに終始していて、私、今、ユキオ!ってすごく思ってた。

  • 30年目の同窓会

この邦題がぬるい2018 !の筆頭候補ですが、内容は素晴らしかった!キュートなおじちゃんたちの言い合いや悪ふざけを見守っている最中に、国とは何か、戦争とは何か、というシリアスな問いがギュギュッと切りつけてくる、痛くて切なくて可笑しくて美しい映画だった。
映画が始まる前に、スティーブ・カレルが調子に乗りまくってる"Battle of Sexes " (あの作品の彼はほんと腹たつ!)の予告編が流れたばかりだったので、スティーブ・カレルの高低差が半端なかった。ブライアン・クレストン(ミスター・ホワイト!)の軽妙さも、ローレンス・フィッシュバーンの今は真面目だけどちょいちょい昔の顔が出ちゃう感じとかも、絶妙なバランス。

はるか昔、是枝監督の『ワンダフルライフ』を観たとき、もし私に映画を作れる機会と環境があったら、まさにこういう作品を撮っただろうな、といろんな意味で思ったのですが、それ以降の監督の作品はなぜか一つも観ないまま今に至る。あの時に感じた素朴さやある種の拙さが、この作品の巧みな演出と見事な役者陣の画面の中の生き様の隙間にちらちらと感じられて、なんだか懐かしく、是枝さんは今でもまっすぐなのだな、と思いました。

2018 カナダ&キューバ旅 12日目 JALディレイ from JFK

朝の出発前のほんのわずかな時間、もうちょっとマンハッタンを歩いてみよう!と、いちばん大好きな5番街をお散歩。うん、やっぱり昔ほどときめかなくなってる。。。ロックフェラーセンター前あでNBCのモーニングショーの準備中だった。

ホテルに戻ってタクシーで空港へ。後ほど起きたこととは無関係かもしれないけれど、マンハッタンと空港のちょうど中間地点あたりの道路にバスが不自然に停まっていて、「おや?」と思う。
けっこう時間無いなー、と焦りながらチェックインしてセキュリティを抜ける。どうせ乗ったらすぐに機内食が出るだろうけど、今、無性に、ピッツアが食べたい!と、カフェでピザを入手したこの時の私グッジョブ!

ゲートに行くとディレイの表示。ふむ。しばらくぶらついて戻るとさらにディレイの表示。ふむむ。やがて係員が「搭乗員の到着遅れの為、機内へのご案内が遅れます」と理由を説明し、ざわつく。国内線ならまだしも、JALの国際線でクルーの到着遅れとはどういうこと?と思ったら、クルーが乗ったバスがマンハッタンとJFKの途中で壊れて動けなくなっていたとのこと。空港にくる道中で停まっていたバスの姿がふと脳裏をよぎる。そういうことってあるんだね。
ということで出発がかなり遅くなってしまったものの、前回のモントリオール訪問時のエアカナダに比べたら全然OK!そしてJALはめっちゃ謝る。成田に着いた12時間後にもめっちゃ謝る。
NY発の機内食がカツカレーでテンション上がった!隣がヒジャブをかぶったインドネシア人女子だったので申し訳ないと思いつつ、豚肉をついつい我慢できず。

機内映画で観たソン・ガンホの『タクシー運転手』が最高すぎて、涙がだらだら。熱くて、スリリングで、胸が痛くなり、心に染み入る名作。からの『ピータラビット』の原作リスペクトの皆無っぷりに一人激怒。からのバーフバリとブラックパンサーでお口直し。一度のフライトでワカンダにもマヒシュマティにも行かれるなんて幸せな機内エンターテイメント体験だわ!