香港国際警察」DVD鑑賞。前半の重〜い展開にビビった。あれはもう、お酒飲まなきゃやってられないよ。ジャッキー、飲みなはれ、アンタ、酒飲みなはれー、と思いながら見ていたら、天使のようなニコラス・ツェー降臨。ニコ、ものすごく良かった。ジャッキーとニコの関係性が、よくある刑事物バディムービーよりも少しひねりが利いていて、ラストも含めてなんとなく寓話っぽい感じがとても好きでした。伍佰登場に泣けた。

その伍佰のエピソードや、ALIVEメンバー二人(彦祖&テレンス)をはじめとする悪役の非道さやラストの展開に、見終わってスッキリ、というよりは一抹の悲しさが残ったような。ふわー、楽しい!と手放しで喜んでいた、子供の頃に見ていたジャッキー映画よりも、この作品はとりわけビターに感じたのはジャッキーも私も年齢を重ねてしまったからなのかしら。二階建てバスのシークエンスは、これぞ成龍!という流れで大満足。

コンベンション・センター+ジャッキー+ニコ、悪い彦祖&テレンス等の組み合わせが、同じベニー・チャン監督のジェネックス・コップ好き(オレ、オレ)にはたまらない。

あと、黎明&チャップマン・トウの「情義我心知」VCDも鑑賞。笑わせようと思って作っているのかと思いきや、コメディではないのだね。飯田橋キャナル・カフェがかなり大胆なロケに使われていたよ。チャッピーを見るたびに、実写版一休さんはキミしかいない!という思いがこみあげてきます。