ダ・ヴィンチ・コード

marik2006-08-16

また観に行きました。一度目に見たときは、「シラス役のひと」としか認識していなかった俳優さんの演技を、もう一度見るために。同じ映画を劇場で二度見るなんて、5年に一度あるかないかの椿事だわ、と思っていたけれど、よく考えたら去年『頭文字D』を二回観ていた。
前回はシラスが出てくるたびに恐ろしくてヒィ、と息を飲んだけれど、今回はシラス登場のたびに胸がキュン。あの、どこのなまりともつかない独特の英語のアクセントも、他のベタニー映画では聞けないので良い感じ。

ユーチュー部で英国のトーク番組にポールがゲスト出演したときの映像を発見したんだけど、そのときに話していた映画裏話で、初めてトム・ハンクスとからむシーンのリハーサルで、ポールがちょっと緊張しながらトムに襲い掛かり、お腹にパンチを入れたらトムがいきなり放屁して、このまま乱闘シーンを続けるべきか、それとも笑うべきなのか悩んでドギマギした挙句、結局僕は弱虫なので聞こえなかったふりをしたよ、と言っていたのが可笑しかった。映画でそれらしきシーンが出てきたとき、この写真の強面な僧侶が、ラングドンのおならに「えっ、えっ」とうろたえる姿を想像してニヤニヤしてしまった。リハーサルのあと、「君ったら、初対面で僕におならをさせるなんて!」とトムに言われたらしい。トム、素敵。

この映画のラストのシーン、かなり好きです。今日もまたうっすらと感動してしまった。映画全体は書籍の情報を補うビジュアルブック的な役割に終始しているけれど、ラストの、盛り上げる音楽が流れ、しかるべき場所が美しい映像で映し出され、そこにたたずむ人がいるあの一連の流れはやっぱり映画でしか味わえないカタルシスだと改めて思いました。

明後日は、金曜ロードショーで「ロック・ユー」が放映されます。ポール・ベタニー氏のお尻が、ついに日本のお茶の間にデビュー(丸々カットかしらん?)!