marik2010-09-08

飛行機の中で『全城熱戀熱辣辣』鑑賞。香港やら中国やらを舞台にいろんな人の愛情模様が描かれたキュートな一品。異常に暑い夏の日の様子が列挙され、まさに今年の日本の夏の暑さを彷彿させる熱気。
最初、ダニエル・ウーのことをチャン・チェンだと勘違いしていて、きゃあ!張震がにぎるお寿司(寡黙な寿司職人。あだ名は”醤油”)たべたい!とときめいていた。飛行機のちっこいスクリーンで見ていたのと、口ひげをたくわえていたので、彦祖のおちょぼ口が隠れていて判別できなかったのだろうと推測。相手役のワサビはビビアン・スー。かわゆい。女子が引いたら男子が押す、の典型的パターンの話。
そしてニコラス・ツェーの相手役の女の子、なんだか地味な顔だけど大陸あたりで人気がある子なのかな・・・としばらく眺めていて、バービー・スーだと突然きづいた。大Sごめん!パンキッシュなメイクがあまりにも予想外だったので・・・。さらに、工場で働く女の子がめちゃくちゃ清楚でかわいくて、なんて愛らしいの!!と彼女が出てくるたびに嘆息していたんだけど、アンジェラベイビーだったのか!こちらは最後まで全然きづかなかった。
張学友とレネ・リウの話も微笑ましく、マギー・チャン様や余文樂フルーツ・チャンもちょろっと顔を出して豪華。ラストは、ああそういうことだったのか!とほんのりキュンとした。

あと、『美麗密令』という阿Sa主演の王晶の映画を見ていたら、クライマックスあたりで着陸準備にはいり最後まで見られず。新人警察官の阿Saが、事件の証人の娘がミスコンに出るので護衛のために候補者として潜入するサンドラ・ブロック風味の映画。最後までに見られなくてもまったく残念ではない、いかにも王晶なアホらしさに満ち満ちた映画で、悔しいけれどちょっとだけ笑ってしまう。だってサンドラ・ンと袪瑞文と張達明が楽しそうにはしゃいでたりするんだもの。いやあ、ばかばかしかった。ユキちゃん(ラム・シウ)もホン・シウホンも出ていてうれしい。

かようにキャセイの機内エンタテイメントは中華圏映画の宝庫なので乗るたびにワクワクが止まらないんだけど、英語圏のTV番組も大充実で、なんと!モンティ・パイソンのプログラムまであった!あまりにも久しぶりすぎて、はじまってすぐはパイソンズの英語が聞きとれずにショック。でも、かつて何度も何度も見た"Silly Party"とかが出てくる選挙コントがはじまると、あ、これなら耳になじみがある!!と一安心。やっぱりモンティ・パイソンのスケッチは不朽の名作だわ!!!