The Big Island: Day 1

marik2004-11-13


10:20a.m.ハワイ島コナ空港着。飛行機の窓から見える光景がもういきなり、今までに行ったどの場所とも違う。ひらぺったい黒い岩のような何かがただひたすら広がる、別の星のような大地。火山の爆発で流れ出た溶岩らしい。
空港でいくら待っても荷物が出てこない。すわロストバゲッジか?と色めきたち係員に聞くと、「ホノルルで乗り換えたんなら荷物間に合わなかったんだよー。次の便で来るよー。待っててねー」。ってほんとに次の便でしれっと到着。乗り換え時間、結構あったんだけどなあ。マイペースだなあ。
カイルア・コナにあるホテルに着き、夕方到着する予定のSに「プールで待つ」とメモを残し、速攻水着でプールへ。うるっさいガキ、じゃなかった活発なお子さんたちで大賑わい。リラックス・・・できない・・・大音量で周杰倫を聴きながら林芙美子の「浮雲」を黙々と読み続ける。二度ほどうたた寝したら、成田を出る頃から気配がしていた風邪が完全上陸。危険な香り。
予定よりも案外早くS嬢登場。去年彼女が旦那と二人で東京に来て以来一年ぶりの再会にハグ。今回の旅の連れのSは小学一年生の頃からの友人。ニューヨークに住む台湾系アメリカ人で、毎年お互いが住む場所に遊びに行くか、どこかで待ち合わせてヴァケーションを過ごすのがここ数年の慣わし。協調性の無い者同士、現地ではそれぞれバラバラにやりたいことをやっているのが友情長続きの秘訣なのだと思う。今回も会うなり「明日朝のヘリコプターツアーに申し込んだから、行ってくるね」と。
夕飯は近くの日本風居酒屋で軽く。手が震えるほどに眠いのでよく考えてみたら、朝東京で目覚めて以来33時間の間に取った睡眠時間は3時間弱。気を失うように眠りにつく。