第13次去香港 Day 2

marik2008-05-29


朝6時頃カーテンを開けると眼前に広がるのは香港島の絶景、と思いきや雨模様で真っ白。ふたたび寝入ってゆっくり起きたら雨はやんでいた。だらだらと準備してハーバーシティ内を徘徊。今回の滞在は雨が多そうな予感に、今まで欲しいと思ったことのなかったクロックスを買ってしまうべきかと店頭でしばし見入ったものの、気に入った色にサイズがなくて断念。

ランチの約束をしていた人が急遽仕事ランチでNGになり、翡翠拉麺小籠包にダッシュ。正午ちょっと前だったので、空いていて良かった。絶品坦坦麺を心ゆくまで堪能・・・んまい!この絶妙な辛さとまろやかさよ・・・あれ?だけど、ひとりで丸々一杯って、意外と結構飽きる?数人で小龍包やらなにやらあれこれシェアして〆にちょこっといただくのが、あの濃厚な美味しさを際立てるのかもしれないと、ちょっとだけ思った。

海防道の許留山に行き、世界でニ番目に美味しいあまいもの楊枝金露を食べてうっとり。同じ通りのVCD屋で、鼻息荒く映画を物色。店員さんに「ジョニー・トーの作品がほしい」と言うと、VCDの山から魔法のようにダークな色合いのパッケージの映画をホイホイ選び出してくれるので、楽しくてしょうがなかった。さらに何故か「お客さん、ジェイ・チョウ好きでしょ?」とカンフーダンクのVCDを差し出す店員。キミはエスパーか。

大量のVCDをホテルに置き、九龍公園を歩きながら実家に電話。公園の中には「オリンピックまであと何時間」というカウントダウン時計が。九龍公園の佐敦側のゲートを出たところ、BPインターナショナルの横あたりの道路に、信号ができていた。あの場所を渡るとき、いつも命の危険を感じていた(でも近くに信号がないから渡らざるをえない)ので、とてもうれしい。

「アイ・イン・ザ・スカイ」でユキちゃん(林雪)がうろついていたエリアはどのあたりなのかな、と考えながら佐敦を歩いていると、漢方スタンドの店員さんや食堂の店主、信号を待ちながらボーっとしている人たちが全員張り込み中の刑事に見えてしょうがなかった。 わざと横道に入ったりしながらくねくね歩き、油麻地まで行ったところで義順に入って、世界で四番目においしいあまいもの生姜牛乳プリンとマンゴーシェイク。

旺角へと歩き、ランガムプレイスの魔窟H&Mへ。OL仕様の服でセントラル店に合うサイズがないものは、旺角に行けば意外とサイズが揃っているかもしれない(セントラルの方が、会社帰りのOLの立ち寄り率が高いのではないかという勝手な思い込み)、という目論み通り、前日に気に入ったけどサイズが合わなかったものが充実していた。ただ、試着室が少ないぶん、鬼のように並ぶよね。平日の3時頃なのに、人がいっぱい。

ひと夏分のH&Mを補給しホクホクでTSTへ戻り、大班足浴でフットマッサーヅ。ここの何がよいって、足マッサージをしてもらっている間、首の周りに暖かいなにか(よく分からない。カイロみたいなしくみのデカいネックピローというか)を巻いてもらうこと。あれは実に気持ちがよい。

ホテルのロビーでMさんと待ち合わせして、ホンハムまで歩いて小奇麗な食堂へ。チャーシューや蒸し鶏がもんのすごく美味しい!!沢山の料理を前に興奮しながら、そういえば誰かと一緒に食事をするのって久しぶりだと気づいた。と書くとさびしい子のようね。ひとりでボーっと好き放題に歩き回って美味しいもの食べながらぼんやりするのもそれはそれでとても楽しかったけれど、久しぶりに存分に日本語を話しながら美味しいものを食べるのは、やはり非常に楽しかった。ホンハムからさらにナッツフォードテラスまで歩き、ビール。ナッツフォードテラスに行ったのは初めてで、コンパクトなランカイフォンという雰囲気でなかなか好き。深夜まで話が弾み、ホテルまで送ってもらって再見。