蜂蜜幸運草 

漫画と平行して台湾版ドラマ鑑賞。原作の魅力と、ロビン・リー監督の愛らしくもシビアな感性が見事に調和している素敵な作品。
ジョセフ・チェンの真山っぷりがハマリすぎていて、私が一番共感を覚えるのが山田なので、真山のあまりにもアレなかんじ(真山のばかー!優しくしないで!嫌い!でも好き!あきらめきれない!というあのかんじ)に、ジョセフを嫌いになっちゃいそうだった。でも嫌いになれない!
それにしてもエジポン(エディ・ポン)の森田が最高すぎる。男子としての破天荒な魅力が全開の、キュートで自由な演技。はぐちゃん役のキャスティングに、レッドクリフと同じ会社のジャパンマネーの音がちゃりんちゃりん聞こえたのだけど、ビジュアル的にハマっていてかわいい。
あと、理花役のターシー・スーは、私の記憶の中では、12年くらい前に「レモン・ツリー」(当時シンガポールですごく人気があった)を歌っていたアイドル路線の彼女の姿で止まっていたいで、この作品ですっかり渋い大人の女性になっている姿をみてびっくりした。

ドラマのオープニング映像をはじめて観たとき、こんなに素人臭がただよう歌声って台湾のアーティストには珍しいなあ、と思ったので、歌うジョセフ氏が映った瞬間度肝を抜かれた。主要キャストで主題歌を歌う、という懐かしいかんじのノリも含めて、愛らしく瑞々しいこのドラマ、ほんと良かった。