marik2010-07-31

本日はじめての富士登山。6時に都内から車で出発したものの、高速で信じがたいほどの渋滞、さらに富士山五合目の駐車場にたどり着くまでに信じきれないほどの渋滞で、ようやく五合目で車を降りたのは12時。当初は八合目まで行く予定だったけれど、七合目どまりにしましょうとプラン変更。結果的に、わたしは渋滞のおかげで大助かり。八合目まで行っていたら今頃たいへんなことになっていたと思う。
わたしは高度の高さに異常に弱いことを忘れていた。数年前に行ったペルーで高山病大フィーバーだったことを思い出したのは、五合目から歩きはじめてすぐ。なつかしい、激しい息切れと、足の異常な重さ。ちょっとした段差を登るのも一苦労。という状態で、よろ、よろよろ、というかんじでまずは六合目にたどり着きおひるごはん。涼しくて、おにぎりも美味しくて最高!

そして再び、よろー、でろでろー、と歩きはじめ、仲間からはるかに遅れひとりでとぼとぼと前進。私はもう脱落するから、みんな気にしないで七合目まで行っちゃって!ここで待ってるから!と何度も何度も叫びそうになったけれど、とりあえず自分をなだめすかしつつ登りました。
もう、二度と登らない。山登りなんて私には向いていない、と100万回思いながらたどり着いた七合目はそれなりになかなかの達成感で気持ちよかったです。

ちょっと休憩して、下りはサクサクと。サクサクといっても砂利道はすべりやすいのでそれはそれでまた一苦労。でも重い足を持ち上げて上へ上へと向かう辛さに比べたら全然平気。私たちが降りる頃、登ってくる人たちの人数が半端なく多くなり、あちこちで何度も人の大渋滞が起きていた。皆さん今夜は山小屋に泊まって頂上まで行くのだろうなあと思うと尊敬。わたし、頂上まで登る自信が本気で無くなってしまった。
日差しがさほどきつくなかったので、酔っ払いが買ったポップなサングラスは使用しませんでした。でも、かけてみるとみんなに超ウケていた。
やー、もう、ほんと疲れた。もう登山はしばらくはいいや、という気持ちと、でもまた富士山挑戦したいかも、という思いの間で揺れ動くこころ。富士山がどういうところか、話を聞いてもまったく想像できなかったので、ああ、こういうところなのかー、と実際に体感できたのはよかった。ものすごくハードなハワイ島、というかんじ(ちょっとというか全然違う気もするけれど。へへ)。
今月はなかなか濃い一カ月だった。10kmレースに富士登山という肉体的な修行(自分で好き好んで挑戦したのだけれど)と、あと、精神的にもハードな修行(自分で好き好んで飛びこんでいった)が一件。これを乗り越えればわたしはもっと強くなれる、と自分を鼓舞する局面と向き合った7月。おつかれ!!!強くなんてならなくていいからのんびりおだやかな8月をすごしたい。