タイ・ラオス旅 Day 7 ホアヒン→バンコク

本日も充実の朝ごはん。白人のテーブルのみ挨拶する女の人は、あいかわらず客前の笑顔とテーブルに背を向けた瞬間の形相のコントラストがすごい。ホールスタッフに西洋人のインターンっぽいひとがいて、彼は東洋人の我々ともフレンドリーにおしゃべりしてくださいました(卑屈)。部屋に戻ると、テーブルのうえに素敵なホールケーキがドカンとおいてあって、見てみると、本日誕生日のまさこさまへのお祝いケーキだった。気が利いてる!ホテルへの好感度が一気にアップ(単純)!チョコレートのケーキ、おいしゅうございました。

チェックアウトしたらすぐに車が迎えにきて、そのままバンコクへGo。ホアヒンを発ってまもなく、道路沿いに弊社のタイ支社の施設が目に入り、突如現実に引き戻されて超げんなり。あと、アバクロのアウトレットかなにかの看板をやたら見かけたのが気になる。

3時間弱でバンコクにまで到達し、ルブア・アット・ステートタワーに到着。9月にペニンシュラに泊まったとき、対岸に見えるこのホテルが気になっていて、なかなか便利な環境にありそうなのと屋上のバーが素敵だったのでこちらを予約。期待にたがわぬ素敵なホテルでした。チェックイン手続きの際に朝ごはんについて案内されたとき、最終日の朝が結構はやいので朝食がとれないのだけど、朝食ボックスを準備していただけますか?とお願いしておいたら、後日チェックアウトのときに超ゴージャスなボックスに入った朝ごはんが手渡されたのも好印象。

部屋がまだ準備中とのことなので、とりあえず先に出かけることに。2ヶ月ぶりにサバーン・タクシーン駅の付近をうろうろ。もはやドリアンが売られていないことに季節をかんじる。

BTSでチットロムまで。前回、焼け跡も生々しかったショッピングセンタが着々と修復工事中っぽい。伊勢丹方面へと行くと、前の広場でシンハとか、Changとか、その他いろいろビールのメーカがそれぞれ巨大なブースを設置しているところだった。ビール祭りなのかな?

NARAYAとジム・トンプソンのカフェでお土産を大量購入。ジムトンのトムヤンクン味のピーナツは前回も買って帰ったんだけど、なかなか美味。
日本を出るときにすでに満杯でカッチカチになっていたバックパックにこれ以上ものが入らないのは確実なので、おなじみの敷物みたいな模様のビニルバッグを買ってそれに入れて帰ろう、とあちこち目を光らせるも、なかなか見つからない。サバーン・タクシン駅ちかくの市場のなかの生活雑貨売り場にようやく見つけたものの、行商に出るひと用っぽい巨大なサイズしか無くて残念。ロビンソンデパートの地下のスーパーでキャンバス地の大きなエコバッグを買い、どうにかつめこむことに。あとはバックパックに限界以上にがんばってもらうしかない。

ホテルに戻り、部屋にチェックイン。サービスアパートメントみたいなスイートルームで、しっかりしたキッチンがついていて快適な住環境。そして五十何階かの部屋なのに、ベランダに出放題なのが壮観。ブルガリのアメニティにテンションあがる。この部屋に住みつきたい。

おめかしして、一週間ぶりにかかとの高い靴(こういうのを持ってきているから荷物が多くなる)を履き、タクシーで予約していたお店に出発!したものの、おなじみの大渋滞により、ホテルの車寄せを出て敷地から10mくらい離れるまでに25分くらいかかった。おそるべし渋滞。

距離的には遠くないバーン・カニタ&ギャラリーにかなりの時間を費やしてどうにか到着。オープンエアじゃないところでご飯を食べるのは、この旅に出て初めて。なるほどギャラリーと店名に冠しているだけあって全体的にアーティな雰囲気のしつらえで、テーブルのうえにはなぜか陶器製の赤ちゃんの人形が。見ているとだんだんかわいく思えてくる。
最初に出てきたアペタイザーは、銀の小皿の上に小魚やピーナッツや辛い味噌、細切りのドライココナッツが盛られ、それをミントみたいなさわやかな味の葉っぱにくるんでいただく、というもので、これが美味しい!ビールに合う。ビールに合わないタイ料理なんてないけど。ソフトシェルクラブ、毎晩たべているトムヤンクンと炒飯、チキンの焼いたのなど、どれも上品なおいしさ。

お店に日本からオンラインで予約を入れたとき、この日は友人の誕生日なのでサプライズでデザートプレートなどを用意していただいたりできますか?と聞いてみたらご快諾いただき、食後にお店の人たちがタイ流ハピバースデーを歌いながら我々のテーブルへ。驚くまさこさまのリアクションがうれしかった。ハート型に並んだマンゴーとスティッキーライスに、わたしの大好きなレッドルビーも乗っかっていて、バースデーガールじゃないわたしもウキウキ美味しくいただきました。

ホテルに戻り、屋上のバーへ。スカイ・コスモみたいな名前のカクテルをいただきながら絶景を堪能。飲んだらあとはエレベーターでちょっと降りるだけで部屋、というのが最高。この夜は、金城さん似のひとのドラマが放映されていなくて念だった。