タイ・ラオス旅 Day 1 バンコク

marik2010-10-30

成田の本屋でガラスの仮面最新刊を見つけ、まさことじゃんけんして負けたほうが購入して旅行中も持ち歩くことに決め、あっさりじゃんけんで負けてしまった。まんが本の一冊すらはいる余裕がないほどカッチカチなバックパックには痛烈な負荷・・・。やはり姫川歌子さんの芸風がヘレン・ケラー以来変わっていないのを再確認しつつ、飛行機がゲートを離れ、離陸するまでに完読。紫織さんのビッチぶりに爆笑!こわい!面倒くさい!
トイ・ストーリー3でボロボロ泣き、ナイト&デイを見ながらうたたねしたり、SATC2にときめいたり、たいめい軒のオムライスを食べたりしているうちにバンコクに到着。

まさこと一緒でうきうき浮かれているのと、メーターの部分に大きなおそなえの花のレイがぶらぶらしていて死角になっていて、空港のタクシースタンドから乗ったタクシーのメーターが動いていないことに、道中の半分ほどが過ぎるまで気づかなかった。「メーターは動いてないのかしら?」と運転手に聞いたら「市内まで500バーツ」と言われ(通常バンコク市内のホテルへはメーターで300バーツくらいで行く。しかも今回は高速道路にも乗っていなかった)、あまり性質のよくないタクシーに乗ってしまったことが発覚。乗ったときに、空港のスタンドで渡してもらった控えの紙を「それちょうだい」と没収されたのも、メーターが動くのを確認しなかったのも、ふわふわしていてうっかりしていたわ、と後悔。

「先月バンコクに来たばかりだけど、300バーツしか払わなかった。それ以上は絶対に払いません。だいたいメーター使わないなんてありえない」と主張すると舌打ちされ、「じゃあ400バーツ」というので「絶対300」と言うとさらに舌打ちしてぶつぶつ言うので、「ここで止めてもらってもいいですよ。警察に行くから」というと黙って運転続行。最終的に目的地まで着き、「じゃあ400バーツ」と言うので、「300しか出さない」と堂々めぐり。まさこに先に降りてもらって荷物をしっかり確保してもらい、「はい、300バーツ」と渡してさっさか降りてしまった。数百円のことだけど、こういうのは明らかに観光客狙いのよろしくない手口なので、どうしても戦いたくなってしまう。

荷物をえっさえっさ背負ってホテルにチェックインし、夕闇せまるカオサンに足を踏み入れ、シンハで乾杯。この瞬間のために、日々全力で仕事をしているのだとしみじみ思う。レストランの通りに面した席に腰かけ、通り過ぎていく人たちを眺めながらだらだらとしたり、別のお店でまたビール飲んだり。通りにはハロウィーンでちょっぴり浮かれたかんじの人たちが徐々に増えていった。
足ツボマッサーヅのあと、路地裏をうろうろしていたら、日本人が何人か集っている店先があり、よく見たら、14年前に泊まった宿だった。なつかしい!!めちゃくちゃ懐かしい!そこはかとなく痒いベッドや、かなり個性派の旅人たちとの出会いや、それまでの旅では経験したことのなかった面白さをはじめて知った記念すべき場所だったなあ。

バナナのパンケーキを買い食いしたりしながらカオサンの喧騒のなかをさまよい歩き、ホテルに戻る途中のカフェで水タバコを吸っている人たちを目撃。おお!水タバコ大好き!さっそく席についてオーダー。これまた10年ぶりくらいに水たばこ吸引。あまくておいしい。旅行初日からなんとも濃いかんじにバンコクの一部を堪能し、シャワー浴びて気絶するように就寝。