しばし留守にするので、少し早いけれどこの一年を振り返り。今年は、瑣末なストレスの膨大なる蓄積にペッタリと熨されそうになるたびに、ダイナミックな嬉しい楽しい出来事が巡ってきてムクリと起き上がる、という繰り返しでした。良いことのインパクトが軒並み大きかったので、黒字決算オールOKということにしましょう(得意のどんぶり勘定)。

年頭に策定した「地に足の着いた生活を送る」という指針の実現は、まあ、まあ及第点。お酒を沢山飲むことができない体質への突然変異は衝撃的だった。初めてブランデーを口にして美味しいと思った9歳のお正月以来、お酒はいつだって気の合う仲間(あるいは、marik最低伝説を上塗りする飛び道具・・・)だったんだ。アデュー、お酒。今までありがとう。これからの合言葉は「二杯目はウーロン茶」。
学習については、ずっと憧れていた翻訳家の方に直接教えを受けることができるようになったことが、本当に喜ばしい。でも今年の自分はすごく努力を重ね全力を尽くしたとは言い切れないので、勉強は来年の最大の課題。まだまだまだまだ先は長い。村上さんだって今年ようやく、グレート・ギャツビーの翻訳を刊行したのだものね。と、同じ土俵にむりやり乗ってみる。
あと、コタキナバル良かったなあ。マレーシアとは気が合う。ボルネオ島は是非また行きたい。次回こそテングザルに会いに。

Person of the Year 2006の明星部門は、なんつってもジェイ・チョウさん。ジェイの音楽を好きになって5年目にして、こんなにも周杰倫が心を沸騰させ続ける一年がやってくるとは。2月のあの幸福感と温かみにぬくぬくと溺れそうだったコンサートは、今までにライブで見たあらゆる娯楽の歴代第一位に燦然と輝いています。これまで心を震わせてきた数々の美しいものや才気あふれるものを超える何かが、あの二日間には確実に存在していた。4月には、長年愛し続けている香港映画の祭典に足を踏み入れ、ジェイの受賞、しかも大スターなのに新人賞、という初々しい瞬間を目の当たりにすることができて嬉しかった。そして、そして、そーしーてーー!某月、仕事でご本人とご対面!!!!!2006年、悔いナシ!!

明日から真冬の欧州ひとり旅に行ってきます。途中でちょこちょこ報告を入れると思いますが、ひとまずはよいお年を。