弾丸バンコク2014 1日目

羽田出発のお楽しみ、つるとんたんに行ったら結構な行列で断念。ここで友だちが国際線ターミナルにいることが判明し、出国後にカタール航空のゲートに突撃。友だちはドーハ経由でエジプトに行ってシャルムエルシェイクでダイビングするとのこと。わたしがかつてシャルムエルシェイクに行ったのも、その友人の影響だったという。あの透き通った紅海が懐かしい!あの時は潜れなかったけどね(http://d.hatena.ne.jp/marik/20130116)!時間ぎりぎりまで話し込んでしまい、慌ててはるか遠く離れた自分の搭乗口へ。140番台のゲートって初めて行ったけどなかなか遠い。

今回はチェックインのときに1万円でプレミアムエコノミーに変更できる誘惑があったのでまんまと乗っかってみました。JAL便でシャンパン飲みながらドライ納豆を「合わねー」って思いながらぽりぽり食べるのけっこう好き。

”From Vegas to Macau”なる、ユンファやニコツェやチャップマン・トウや唇の分厚いおじさん(名前忘れた)など、無駄に名優が勢ぞろいした死ぬほどくだらない香港映画をにやにやしながら鑑賞。王晶導演の映画とか超ひさしぶりに見たけど相変わらずしょうもなくて大好き。満面の笑みでアホな映画を全力で楽しんでるチョウ・ユンファが大好きだ!大陸の搭乗客仕様なのか北京語吹き替えだったのが残念。

プレミアムエコノミーに深夜便で乗るのは初めてだったんだけど、なんか微妙。張り切って新調したトラベルピローでいまひとつ眠れないままバンコクへ。

早朝5時にバンコク到着。眠気でぼけーっとしながらタクシーでシャングリラに行くと部屋にすぐに入れたので、速攻ベッドに入ってしばし仮眠。

この日の朝食は宿泊費に含まれてないので、800バーツくらいのチャージでホテルで朝ごはん。いっそ川を渡ってペニンシュラでも食べに行けばよかったかな、と思いつつ、汁ビーフンなど作ってもらって川沿いのテラスで素敵なご満悦。そしてバンコクが意外と肌寒いことに気づいた。

食後はプールサイドのチャオプラヤ川に面したチェアを陣取り読書。レモン水をずっと補充してくれるので極楽。じゃっかん涼しいけど水着で大丈夫なのが幸せ。もうほんと夏の国でずっと生きていきたい。川を行きかう船をぼんやり見ていると、あらゆる乗り物で船が一番すきだな、とつくづく思う。そしてはたと己に取り込まれた船乗りのDNA、ひいてはド天然の父のDNAを感じて慄然とする。やー、でもほんと船舶はいいね。本読んで川を眺めてぼんやりしてたまに泳いで夕方までだらだら。

近くの植え込みにデカい爬虫類がいて、熱心に写真を撮ってる西洋人に「それってRizard?」って聞いたら「ん?」って聞き返されて、「あ、違う、Lizard?」って言い直してやっと通じたという。Rizardなんて単語はございませんね。とっさにRとLの発音がごっちゃになるなんて初めてのことでこれも老化の兆しなのだろうかと恐ろしくなった。

プールサイドはクリスマス休暇とおぼしき西洋人でぎっしり埋め尽くされていて、夕方頃、わたしの横のチェアにひとりで座っていたおばあちゃんの連れの旦那さんがやって来て所在なげにうろうろしているので、さわやかにチェアを譲って(やさしさアピール)プールを撤退。部屋に戻って着替えて、お向かいのペニンシュラ行きのボートに乗船。川沿いのテラスでモヒート飲みながらぼんやり。幸せ。

ほろ酔いでペニンシュラからボートでBTSの駅に。サバーンタクシンの駅が廃止になるという情報をどこかで見て、あれ無くなったら超不便!まだあって!と祈りながら向かったらまだあった!ヨカッタ!BTSに乗ってサラデーンで降りたら、なんか夜市っぽいのが開かれていてすごく楽しそう!

うきうきしながら屋台を見て回りつつ、マッサージ屋をめざす。ヘルスランドに行こうと適当に歩いてたら、全然目的地が見当たらない。なんかよくわからないけど楽しいからいいや、と適当にぷらぷら歩き続け、気付けば完全に迷子。途中、人気がない通りなどにさしかかって怯えたりしつつ放浪を続け、ようやく目印になりそうなWバンコクが見えてきて安堵したのは1時間後。。。

ヘルスランド混んでるかなー、と思ってたけど、10分で案内できますよー、と言われてわくわく待機。タイマッサージのアクロバティックさがあまり好きではないのだけど、最近の頑固な肩凝り&偏頭痛に荒療治を与えたいところ。2時間で500バーツって素敵すぎる!担当してくれた子は細いけれどもなかなかの剛腕かつツボもばっちり抑えてくれる達人だった。が、しかし、アクロバティックな体勢になっている途中で左足がつるハプニング。恐ろしいことにまた昼間と同じ現象が起こり、今度は、”Cramp(つる)” を“Clamp(固定する)”ってとっさに言ってた。どうしたわたし。足の攣りを乗り越えたあとはふたたび極楽マッサーヅでしあわせなひととき。ヘルスランドに毎週通いたい!

マッサーヅを終えるとけっこういい時間になっていて、店の前からタクシーに乗ったら、5分くらいでシャングリラが見えて、往路の己の遠回りっぷりにウケてしまった。
気づいたら晩ご飯食べそびれてて、フルーツだけ食べて入浴して就寝。