夏休みの宿題/些細なこと (6/22観賞)

立て続けにパン・ホーチョンの作品を見た〆に『些細なこと』を久々に見てみると、彼のそれまでの作品やその後に発表した作品の要素がエピソードのはしばしにくっきりと浮き上がり、ああ、なるほど面白いなと思った。あと、『夏休みの宿題』が何気に一番『ドリームホーム』に近い空気感を持っているような気がしました。10分くらいの短編映画のわずかな時間で強烈にその個性を印象づける力強さに呆然。おもしろかった。彼が映画を撮り続けるかぎり、香港映画は死なないと確信。

ということでシアターN渋谷の『パン・ホーチョン、お前は誰だ』特集、皆勤賞で堪能いたしました。ごちそうさまでした!そして来週からはシネマートでチャン・グンソク祭がはじまる!やほーい!