第7次去台北 三日目

CとGは本日福岡に戻るので、ちゃちゃっと荷造りしてチェックアウト。初日にMから届けられた微熱山丘のパイナップルケーキがあまりにもおいしかったので、気持ちのいい陽気のなか店舗を求めてお散歩。台北到着以降ずっと雨でずっとタクシー移動だったので、ようやくやっと台北の空気を肌で感じることができたような。微熱山丘にたどり着くと、ナチュラルで落ち着きのある喫茶室にてパイナップルケーキとお茶が無料でふるまわれる素敵なシステムに遭遇。クッキー生地的なあの外側の部分のサクサク感とバターっぽい濃厚な風味と繊維を残したパイナップルの自然な味わいとのハーモニーが絶品。今のところわたしのなかのベスト・パイナップルケーキです。
林東芳牛肉麺に向かうと、なんと!定休日!日曜は休みなのかー!!ションボリー!行先を忠考エリアに急きょ変更し、清真牛肉麺へ。わりとおいしかったけど、林東芳のあの牛肉麺を食べ損ねたことが非常に悔やまれる・・・。先ほどタクシーのなかからChaChaTheの店舗が見えて、わたしが知っているのとは違う場所だけど、近いしいいんじゃない?と歩いて行ってみたら、そこはショップだけでお茶が飲める場所はなかった。3人でしょんぼりしてたら、お店のひとがパイナップルケーキをくれました。ありがとう!
急いでタクシーを拾ってティールームがあるほうに移動。おしゃれ空間でゆったりと中国茶のみながらも、ふたりの飛行機の時間があるので、かなり巻きでお茶のんで撤収。
シャーウッド滞在中、タクシーに乗るたびにわたしが運転手さんに言う「西華飯店」が一発で通じたためしがなく、このときはじめて一度で理解してもらえて喜んだけど、もうしばらく西華飯店に向かうことはないのです。

ふたりが桃園空港へと向かう途中、わたしだけシャーウッドから車で3分ほどの南京東路でおろしてもらい、また近々の再会を誓ってバイバイののち、おきにいりのLes Suites Taipei, Ching Chengにチェックイン。やっぱり落ち着くわー!部屋でごろごろしながらミレニアムシリーズ(炎と戯れる女)を夢中で読んでいるとM氏が迎えに来てお出かけ。杭州小龍湯包へ行くと順番待ちの客が結構いて、10分ほど待ったところで着席。なかなかディープな雰囲気で楽しい!スタンダードな小龍包や、あとは台湾っぽいおかずもろもろ。へちまが入った小龍包が不思議な食感でおもしろかった!
食後は永康街に移動して旧冰館こと永康15でかき氷をたいらげてすっかり冷え冷え。ぶらぶらとそぞろ歩いていると、至極すてきな古書店を発見。外からも見える書棚が陰と陽の形になっていてかっこいい!「蠢」みたいな、なんか複雑な漢字の店名でMですら「古い漢字だから読み方わからない」と言うのでびっくり。日本人がすべての漢字を読めるわけではないように、台湾人でも読めない漢字があるのね。漢字検定とかあるのかな?
師大夜市のあたりをぶらぶらと歩きまわり、そこらへんのバーで一杯。さらにタクシーで飛ばしてシャングリラへ。Spaしか行ったことないので、バーは初。エレベーターホールの天井が独特で、自分のヒールの音がぼわんぼわんと不可思議な具合に響くのが面白かった。どこだったかのお寺にある、小さい声でお経を詠んでも音がよく響く設計の天井を模して作ってるんだよ、との説明でした。日曜のかなり遅い時間だったので、夜景はかなり控えめ。正面の台北101もほとんど闇に沈んでいたけど、なかなか素敵な眺めだった。