北米・南米シリーズ2012 Day 13: マナウス

朝食のあと敷地内の別のホテルに集合し、船でネグロ川を航行。マナウス界隈でメジャーなのは、2泊3日とかでジャングル探検やワニやピラニアとコンニチワなツアーのようだけど、ピラニアもワニも生でご対面しなくてよいので、船でネグロ川とアマゾン川の合流地点を見に行く”Meeting of waters”というツアーに参加しました。参加者はブラジル人ばかりだったけど、ガイドさんに「きみは英語のほうがいい?」と聞かれたので、首を激しく縦にふったずっと二カ国語で話してくれて安心。

アマゾン流域のメインの交通網はやはり船、ということで、付近の住民が利用するというハンモックが船内に沢山吊り下がった船を沢山見かけるのと、あちこちに水上ガソリンスタンドがあるのが面白かった。クレジットカードも使えるという。

雨期には水位がものすごく上がるらしく、川沿いの建物は基本的に高床式の建築。アンデスの雪解け水とかでも水位が上昇すると言ってたような。
左側にマナウスの街を見ながらずずずいっと船は進み、やがてネグロ川とアマゾン川の合流地点に到達。ネグロ川はその名の通り黒っぽいほうで、酸性が強いんだったかな。アマゾン川は茶色。アマゾン川のほうが棲んでる生き物の数がはるかに大きかった確か。
そしてついにアマゾン川とご対面! 子どものころからおとぎ話代わりに聞いていたあこがれの川!茶色い!広い!!ガイドさんの「イルカがいますよー」との声に耳を疑ったのだけど、ほんとにいる!茶色い水から灰色の背びれをチラ見せで二頭ずつぐるんと回転している様が二カ所で見られて大興奮。まさかアマゾン川でイルカが見られるとは!まったく予想だにしていなかっただけに感動もひとしお。この、うっすらとした背びれがイルカのそれです。キャア!


川と川が出合うところの興奮にひとしきり盛り上がったところで、水上レストランに到着。同じツアーに参加している、ブラジリアから出張で来ているというブラジル美女のVちゃんと一緒にランチ。ビュッフェ形式でアマゾンの名物っぽい料理がずらり。恐る恐る食べてみたピラルクのから揚げが驚くほど美味。
食後にレストランの隣の土産物屋を探索。初めて吹き矢を吹いてみたら、全然ダメ!二回挑戦して二回と外れた。もしもわたしがアマゾンで生まれ育っていたら狩りのひとつもできないボンクラだったんだな。あぶないところだった。
めちゃくちゃ派手なマルチカラ―の石のネックレスが旅先のテンションによりものすごく可愛く見え、Vちゃんとおそろで購入。
やがてガイドさんのもとに集合して、ジャングル探索に出発。このジャングルは雨季になるとどっぷりと水につかり、その時期はカヤックに乗って巡るらしくて、それも体験してみたいなー、と思ってしまった。深い緑のなかを熱帯雨林豆知識をあれこれ聞きながらひたすら進むとやがて池に到着。でっかい蓮がいくつか浮いていた。
船に戻り、いきしなは興奮して写真撮りまくりだった船内もゆったりモードで、心地よい風を受けながらうつらうつらするのが最高に気持ちよかった。
ホテルに戻りアマゾン名物のガラナで一休み。部屋でだらっとしたあと、ロビーのバーでカイピリーニャ飲んだり、ディナーはサーモンなど。